2025年11月22日土曜日

Wifiの設定方法は国によって違うのか?

自宅のインターネットやWifiは普通に動いていたらどういう仕組みで動いているのかなどと学ぼうとすることはまずありません。


以前のブログでWifiが動かなくなったことを書きましたが
「私なら会社変える」と言ってくださった方が多かったにもかかわらず

同じ会社に修復してもらうのを待っていたら
早一ヶ月が経ちました💦


猫の水墨画 園スコット
このWifi騒動を表情で表すとこういう感じ



その間非常の月ぎめWifiバウチャーでしのいでいたのですが
自宅ワークをしている最中でも
ぶつぶつ切れて何度もログインを繰り返さなくてはならない始末。

今回学んだのが
ネット環境を提供する会社はたくさんあっても

ケーブルやソケットなどハードウェアをメンテするのは
日本のNTTに相当するBT(社名替ってオープンリーチ)一社のみで
ネットの会社がエンジニアをよこすことはないということです。

で、ネットの会社が依頼してやってきた
BTのエンジニアは快活な若いお兄さんで

近所のケーブルボックスに出かけてって
色々テストしていましたが

「全部ちゃんと動いてるからネット会社のせいだ。」
と問題を解決することなく去っていき

エンジニアから報告を受けたネット会社も
「報告書が不十分で何が問題なのかわからん」と

もう一人シニアレベルのエンジニアを
今日よこしてきました。

そのシニアレベルのエンジニアが
「限られたケーブル環境を増えてきた
光回線に割り当てるために勝手に
(BTが?)ケーブルを組み替えたため
ネットに接続できなくなった」と分析し

どうやったのかよくわからないけど
ネットを復活させてくれました。

ちょっと日本のWifi環境についてネットで(笑)
調べてみましたが
日本のWifi設定ってここまでケーブルに依存していないという印象が…

国によってWifi技術は違ってくるのでしょうか?

ただ1か月のWifi無し生活で
堪忍袋の緒が切れた私は

別会社と光ファイバー回線の契約を結んだので

せっかく修復されても1か月で契約終了なんですが。

今日新しく契約したネット会社が委託した
光ファイバー接続会社が
クレーンで予告なしに現れ
家の外壁に光ファイバーのケーブルを
張り巡らせて去っていきました。

契約した時
自分が光ファイバー回線に契約したことも
分かっていなかった私。

ややこしい世の中になったもんじゃーーーΣ(・□・;)












2025年11月15日土曜日

リバティー柄150周年展覧会

うちの近所にあるウィリアムモリス博物館で開催中の展覧会「プリント柄に関わった女性たち・リバティー生地150周年」を訪れました。



猫の水墨画 園スコット

黒猫の水墨画


リバティー生地 展覧会 ロンドン

リバティー生地の最初の思い出は

1970年代後期に家族で駐在先のアフリカから
日本に帰国する途中で旅行したロンドンで
リバティーのデパートを訪れ

生地売り場で小花柄の生地をたくさん目にした
記憶があります。

リバティー デパートのチューダー朝の外観と内装は
現在も変わっていません。


リバティー生地150周年 展覧会 ロンドン

展示されていたドレスの多くは

私が初めてリバティー生地を目にした
70年代に生産されたもので

感慨深かったです。


リバティー生地150周年 展覧会 ロンドン

この展覧会は

給与や待遇が男性と比べて悪く

貢献度もあまり認められることのなかった
リバティーの歴代の女性テキスタイルデザイナーに
焦点をあてたものです。


リバティー生地 150周年 展覧会 ロンドン

色々なものをリバティー生地で覆ってしまい
彫刻みたいなのが可愛い。


リバティー生地 150周年 展覧会 ロンドン

これも1970年代デザインの再現インテリアですね。


個人的にもリバティー生地でランプシェードを作ったり

数年前に購入したユニクロとリバティーのコラボの
綿麻のシャツを今でも着用していたりと

日常生活に息づいているリバティー柄
これからどう進化していくのか興味津々です♬











2025年11月8日土曜日

バークシャー州で紅葉狩り

週末に日帰りで紅葉を観にバークシャー州にあるゴーリング アンド ストリートリーという村を訪れました。


ロンドン、パディントン駅から電車で1時間ちょっとです。


イギリス カントリーサイド スケッチ

険しい丘を登ったてっぺんで
描いたスケッチ


イギリス カントリー風景

見た目より傾斜が険しく
実は息を切らしている

服の色も紅葉っぽくしてみた


イギリス 紅葉

丘の上に上がって森林を通る
1時間くらいで歩けるハイキングコースがあります



イギリス カントリー風景

なだらかで延々と続く緑が
イギリスのカントリーサイドという感じで
紅葉も日本の紅葉とちょっと雰囲気が違います。


イギリス カントリー風景

可愛らしいレンガ造りの家から
大きな敷地に立つ大邸宅まで
色々な家が。

住人の方も
にこやかで親切な方が多かったです。
ロンドンと違って
犯罪とかも少なさそうな可愛らしい村。


イギリス カントリー風景

平和で美しい村に惹かれて
村を流れるテムズ川沿いに
ポップスター、ジョージ マイケルが
亡くなる前に住んでいたそうです。



イギリス ストリートリー村 教会

不思議の国のアリスの作者、ルイス キャロルが
説教を行ったといわれている教会
(父親は牧師さんだったみたいですが、写真家、作家だった
ルイス キャロルは聖職にはついてなかったみたいなので不思議なんですが)


テムズ川沿い レストラン

帰りがけにテムズ川沿いのパブで
軽い夕食


イギリス 豪華列車

帰りの電車でレディング駅に停車していた時に
反対側のプラットフォームに
アガサ クリスティーの映画に出てきそうな
列車が止まっていました。

全車両こういう感じでした。
映画の撮影でもしているのかと最初思いましたが

後で調べたらブリティッシュ プルマンという
1920年代の列車を改装した
豪華列車だったみたいです。





















2025年11月2日日曜日

ハリウッド名優を間近で観劇

レジェンド女優、スーザン サランドンを観にOld Vicという小劇場に行ってきました。



園スコット 秋の湖 水彩画

秋の湖


スーザン サランドンといえば
映画「テルマ アンド ルイーズ」や
「デッドマン ウォーキング」
「ロッキーホラー ピクチャーショー」に出演していた名優。

「メアリー ペイジ マーロウ」という劇で

同名の女性がアル中の母に育てられ
3度の結婚を繰り返し
自らもお酒の問題を抱えていた一生を

5人の年の差のある女優によって
10歳以下、ティーンエージャー、20-30代、中年、晩年期と
世代別に演じ分けた画期的な劇です。

御年79歳のスーザン サランドンは
もちろん晩年期を演じていました。

中年期を演じていたのは
アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた
アンドレア ライズボロー。

円形の大きなちゃぶ台みたいな舞台でしたが
最前列の席だったので
スーザン サランドンが数メートル先で
演じてるので緊張しました💦

主人公が亡くなる間近で
病院で看護師さんと
会話をするシーンで
「(3人目の)夫は3年前に亡くなりました。
幸せだったのに。もっと早くに出会えていたら。」

うるうるっと涙腺が緩んでしまいました。

レジェンド女優は舞台に出てきた時点で
舞台の空気を変えてしまうほどのオーラを放っていました。

ちょっとした表情や声の出し方で
観客の感情を揺さぶる技量にたけています。

なんか書いてる内容が
ガラスの仮面入ってますが
本当なんです!


Old Vic 劇場内部
劇場内部


舞台も私が働いてる劇場は超豪華セットと
これでもかと
せり上がり、スモーク、紙吹雪、CGを駆使した
ミュージカルが主なんですが

この劇は舞台装置は机と椅子くらいだったので
演技上手くないとしゃれにならない
プレッシャーはあるでしょうね。

これが大劇場だとマイクが入り
遠くの観客にわかるように
演技も大げさになり演出が変ってくるんですが

今回のような小劇場だと
マイク無しで演技も自然で
映画で観たような名演技を楽しめたと思います。

そういった理由で前に見た
エイドリアン ブロディも小劇場を選んだのかな
と考えました。

ちなみに観客の年齢層はめちゃくちゃ高く
私で若い方だったので

やはりスーザン サランドンのピークをしってる
年代か…














2025年10月24日金曜日

母の油絵ロンドンアートフェアデビュー♬

使っているWi-Fiのネットが2日以上繋がっていません。


Wi-Fiの会社が買収されて前の会社との引継ぎに問題があったみたいで
突然ネットが使えなくなりました。

今日一日は在宅ワークにどうしても必要だったので
別会社の非常Wifiを1日分購入しましたが

インドにあるお客様相談センターは
(コスト削減でインドにカスタマーサービスを
外注する会社が増えている)

「復旧に3日以上かかる」と言っていて
非常に不便なのですが

皆さんなら会社変えますか?

なのでネット繋がっているうちに
ブログ更新しようと…😂

ネットを失って改めて
いかにネットに依存した生活を送っているか
気づかされました…

チェルシーでアートフェアに参加しました。


こちらも色々あって💦

このフェアは額縁の取り付けを
自分でしないといけないのですが

壁に釘やスクリューを打つことは禁じられており
パネルに杭をひっかけてワイヤーでつるすか

マジックテープで貼り付ける方法だけがOK。

元の作品をガラス張りの額縁に入れて
ワイヤーで吊り下げていたら

目を離したすきに床に落っこちて
ガラスが粉々に割れてしまいました(´;ω;`)ウッ…

なので家に帰って
軽量で万が一落ちても問題ない
キャンバスなどの作品を選び直しました。

私はアクリルはあまり描かないので
選択肢があまりなく

母が昔描いた油絵を出展することにしました♬


ロンドン アートフェア

上から三つ目のアジサイの油絵が
母の作品です。


横で展示していたアーティストは
「お母さんのが一番売れそう!」(悪かったなー😑)

母はもう油絵を描くのをやめてしまったので
良い記念になるかなーと。

どれも売れませんでしたが

上の女の子のイラストのが
他のアーティストに
「いない間に誰か値段きいてたけど」と言われ

まあそんなものか。

ロンドン アートフェア

ちなみにこれが落っこちて割れたほうです


チェルシー タウンホール

会場のチェルシー タウンホール





2025年10月18日土曜日

大人気!大相撲ロンドン公演

ロイヤルアルバートホールで完売の相撲公演がロンドンで盛り上がっています。


英国の各紙でも取り上げられており

土俵を準備するにあたり
日本の土俵の土質に最も近いものを見つけるために
主催者が英国各地から土のサンプルを取り寄せたり

お相撲さんが座っても壊れないようにトイレを補強?したり

迎え入れる段階からとても盛り上がっていました♬

BBCプロムに関するブログでも取り上げた
ロイヤルアルバートホール、
国技館と同様に円形劇場なので
相撲の公演には理想的ですよね(⌒∇⌒)

私が渡英した90年代半ばには
民放テレビで相撲ダイジェストなども放映されていたので

これでまたイギリスで相撲フィーバーが再加熱するのでしょうか?


スコット園 サクランボ プリント

今晩から始まるチェルシーでのアートフェアの
準備に追われていました。
今回は久々のプリントを出展。



マヨルカ島旅行の余談なんですが


実は行きの飛行機が3時間以上遅れて
空港で長い時間を過ごしたうえ
夜中にホテルに着いて初日は夕食抜きだったんです💦

元の飛行機に不備があり
代替えの飛行機を用意しなくてはいけなかったためだとか。

(以前のマデイラ島旅行で使った格安)航空会社が
メールで「3時間以上の遅延はEUの規定で
クレームを申請する権利が発生します。」
と通知してきたので

航空会社のアプリで簡単にクレーム申請できるので
申請したところ

返事が「出発時刻は3時間以上遅れたが
到着時刻は3時間以内の遅延だったので
クレームは認められません。」とのこと。

今思い出すとロンドンからマヨルカ島の
通常飛行時間は2時間半なのに
パイロットがアナウンスで
飛行時間は1時間45分と言っていました。

乗客全員に賠償金を払ったらすごい損失になるので
何が何でも到着遅延時間を3時間切るために

車みたいに「すっ飛ばした」のでしょうか?

戦闘機じゃあるまいし
そんなことができるなんて
知りませんでした😂

でもクレーム申請おりなくても格安航空だし

何よりも不備の飛行機で飛んで墜落するより

ちゃんと飛行機変えてくれたから満足です✨


ロンドン ガーデン

もうだんだん咲く花が少なくなってきたけど
シオンとサルビア、後右の
ご近所さんからいただいた名前が分からないお花は
かろうじて咲いています🌸








2025年10月11日土曜日

スペイン、マヨルカ島旅行

4泊5日でスペインのマヨルカ島に行ってきました。


マヨルカ島は地中海西部のバレアリス諸島の一つで
特にドイツ人、イギリス人の休暇先として人気があります。


マヨーカ島 スケッチ
お城の要塞跡をスケッチ

ピーク時の夏は飛行機代や
ホテル代も高く、暑すぎたりするので

10月は23度から27度くらいと過ごしやすく
丁度良い温度でまだまだ海で泳げるので
ビーチホリデーにもお勧めです。


マヨーカ島 海
小魚の軍団

私が滞在したのは
カラ ミラーという
大型ホテルがコバルトブルーに輝く海と
サラサラの砂のビーチ沿いに立ち並んでいたところです。

行ったことないんですが
多分ハワイとかこういう感じなのでは?
と思えるリゾート地でした。

海岸沿いの道路が平坦できれいに整備されているので
電動車いす使用者や杖を突く年配の方が
安心して散歩を楽しんでいるのをよく見かけました。


マヨーカ島 カラミラー ショッピング街
ブーゲンビリアが咲くショッピングストリート

イギリス人観光客は
スーツケースで1週間か下手したら2週間滞在で
オールインクルーシブ(ホテル代に1日3食のビュッフェと
お酒を含むドリンク飲み放題が含まれる)の人が多いのですが

手荷物で4泊でも
ハイキングやスケッチ
遊覧船に乗ったり
海で泳いだりと十分楽しめました。

私はゴーグル+素潜りで海中の魚を眺めるのが好きなのですが
結構たくさんの魚をみることができました♬


マヨーカ島 ハイキング


イギリスからの飛行時間も2時間ちょっとなので
週末に訪れる人もいるようです。


マヨーカ島 パエリヤ
海沿いのカフェで食べたパエリヤ


バスや電車などの交通機関もありますが
島内の違う地域を巡りたい場合は車があった方が便利そうです。

今回かなり観光開発されたリゾート地に滞在したので
次回訪れることがあれば

首都のパルマや
山の頂にある雰囲気のある村デイアなども
訪れてみたいと思いました。


マヨーカ島の月
神秘的な月の光。
ミレーの絵画の月の光景を
思い出しました。








2025年10月4日土曜日

蘇ったグリニッジ公園のバラ園

8月末の連休の時にグリニッジ パークを訪れました。


丘を登ったところにバラ園があるのですが
ここ数年訪れるだびに
しおれたバラがひょろひょろと数か所に咲いているだけで
「これはバラ園とも呼べん。
ロイヤルパークのバラ園なのになんでこんなにしょぼいんだろう。」
と嘆いていたら

夫から「グリニッジ パークのバラ園が豹変したらしい。」と言われ
行ってみました。

スコット園 森林 老木 スケッチ
森林で老木の幹をスケッチ



グリニッジパークのバラ園

素晴らしいガーデンデザインで見違えるよう!
植物が生き生きとしている理由は

地中に灌漑設備が張り巡らされているから。

未だに深刻な雨不足に悩まされているロンドン。

大きな花壇だと大量の水播きをしないと
多分枯れてしまうと思います。


グリニッジパークのバラ園

もう一つのチャームポイントは
今トレンドの「錆加工」された園芸支柱や花壇の土留め。

赤茶色の錆びで覆われているのがモダンな感じ。

もう一つの利点は既に錆び錆びなので
ピカピカの支柱がだんだん古びてくるのと違って
長持ちするんじゃないかと憶測。


グリニッジパークのバラ園

パーゴラも錆加工で
幾何学模様の格子があしらわれていて
とてもお洒落!

園芸支柱とかこんなのが欲しい!
と盛り上がっていたら

夫は伝統的な錆びていない
バラ支柱を好むみたいで

このデザインはどうも好き嫌いが分かれるようです。






2025年9月27日土曜日

出展した雀の墨絵が売れました♬

先日、久しぶりにコミュニティセンターのグループ展に出展しました。


今回の展覧会のテーマは「モノクローム」。
白黒か、一色の濃淡で描いた作品が対象でした。

この夏に墨で雀をたくさん描いていた時期があって
丁度白黒のテーマに合うので出展したら…

署名も旧姓の漢字で…



園 スコット 墨絵 雀

買っていただけました!
売約済み印の赤丸をみると
気分が盛り上がります(^▽^)/



ロンドン 展覧会

気分が浮き立ちすぎて色々な人とお話していたら
他のアーティストの作品の写真を撮るのを
忘れてしまったんですが

様々なメディアで各々
独自の表現方法がみられました♬


ロンドン 展覧会

初めて墨絵を出展して
どういうリアクションを受けるのだろうと
疑問だったのですが

東洋の伝統を取り入れた作品を
気に入って買って頂いたので
嬉しさもひとしおです✨


急に寒くなってきたロンドンでは
9月も終わりになると
だんだん庭に咲く花も少なくなってきます。


ロンドン 9月の庭

このピンクの花、花の名前がわからないんですが
春頃からとても長い間咲いてくれていて

カタツムリの攻撃にも合わず
ほんとに感謝してます。

覚えておいて来年の春には
たくさん鉢に植えたいです。


ロンドン 9月 ガーデン

左下のレモン色のお花は
8月頃一旦咲かなくなって
そのまま枯れるのかと思いきや

9月も終わりになって
思い出したように咲き始めました。

返り咲きって嬉しさが2倍ですよね!

人生もこうありたいもんですね(^▽^)/





2025年9月20日土曜日

ナショナルギャラリー会員制ラウンジスケッチ

ロンドン、ナショナルギャラリーの新しい会員制クラブでスケッチをしてきました。



ナショナルギャラリー プライベートメンバー カフェ

ダブルエスプレッソを飲みながら
スケッチをしてまったりしていました。

私はカフェで周囲の会話に
聞き耳を立てるのを趣味にしていますが

ここではラップトップを持ち込んで
仕事をしているジャーナリストが
電話でインタービューの手配などをしていました。

平日の昼間ですいていたので
カフェ仕事もオッケーみたいです。


この日は改装が完成したナショナルギャラリーの
セインズベリー館を訪れるのが目的でした。


セインズベリー館は初期ルネッサンスなど
絵画史でも最も古い時代の作品が収蔵されています。

改装前には展示されていなくて
倉庫に眠っていた名作が目に留まりました。


16世紀オランダ絵画 ナショナルギャラリー

1551年にオランダの女流画家
カタリナ ヴァン ヘメッセンによって描かれた
裕福な女性の肖像画。

女性の画家が署名を記した
最初の絵画だと言われています。

16世紀はオランダ絵画の黄金期だったとはいえ
女性で画家として認められるのは
大変なことだったようです。

この肖像画の魅力は
本人を美化せず結構リアル感がある一方

繊細なタッチで
首元のごく薄いレースや
ベルベットの袖など
贅沢な素材を綿密に描いています。

神経質そうにキュッと結んだ口元など
本人の性格、気質を浮き彫りにしているような
現実味が感じられます。

小脇に抱えたペットのわんこもナイスタッチ!

ペット+飼い主の肖像画で身を立てるというのも
ありでしょうか?(^▽^)/



この絵はA5サイズくらいの
ごく小さな作品です。


私の持論では巨大な作品の作成過程
特に抽象画など
インスタ映えするし
多少技量がなくてもサイズの圧倒感でごまかせるところがあります。

一方小さい作品は
一番画家としての技量が問われると思います。




2025年9月13日土曜日

ロンドンで5日間続いた地下鉄スト

今週ロンドンでは月曜から木曜まで地下鉄が全面ストで動いていませんでした。


地下鉄の運転手がお給料を上げて
労働時間も減らしてほしいと要求しているのが
原因だったみたいなんですが

今までほとんどの場合
労働組合と地下鉄の交渉直後にスト取りやめになるか

ストがあっても1日か2日だったのですが

5日はきつかったです。

ミセス スコット 花 水彩画


私は職場に行かず在宅ワークで済ませましたが

職場に行くしか選択肢のない夫は
交通渋滞の中押し合って
バスに乗ったりするのにうんざりして
スト中有給休暇を取っていました。


ロンドン 交通スト

終幕公演を観るために
動いてる電車を利用して
リバプールストリート駅まで出ましたが

交通手段が非常に限られているため

エリザベス線に乗るのに駅から長蛇の列。
あまりにも長い列だったので
開演時間に間に合わないのではとあせりました💦



ちょうどこの週に勤め先の劇場で
終幕公演と終幕パーティーがあり

家から劇場まではいいとして
劇が終わった後のパーティーで
夜遅くにうちに帰る交通手段がないので

同僚と行くのを取りやめにするか
チャットで話し合っていたところ

経費でタクシー出してもらえるという話に落ち着き
パーティーに出席してきました♬


ロンドン パーティー

華麗なるギャツビーに出てきそうな会場でした


昨日夜中の1時近くまでいて
タクシーで夜2時すぎに帰ってきたので

今週はこの辺で(^▽^)/