2024年11月16日土曜日

日の射さないロンドンで日光浴を試みる

ロンドンは滅多に日が射さないだけではなく、11月の日照時間は短く夕方4時を過ぎるとたちまち暗くなってきます。


今日1時間ほど日が照った時があって
公園の日が射している部分を歩き回ってきました。

なんとかビタミンDを確保しようとしています。

かつてピカデリー付近に勤めていた頃
冬場に一番近い日が照っている広場が
ホースガード パレードで

ただ日に当たりたいがために
昼休みに隅から隅まで行ったり来たり
うろうろしていました。

皇室と英国王室の儀式などが行われたところで
首相官邸も近いので衛兵さんなどが結構いて

不振に思ったのか
「大丈夫ですか?」ときかれ

「いえ、日向ぼっこしてるだけです。」

私は絵を描くのに日光は必須で電灯だと描けないので


室内だと暗すぎるー😓

今日は庭で絵を描きました。


スコット園 木炭画

久々の木炭画。
水彩と違って修正がきくから
リラックスして描ける。

庭なのでいつもより大きな紙で
ダイナミックに描いて
すっきりしたー♬

今のところ気温は10度を割ってないので
厚着をすれば野外でも描けます😊



トンボ ロンドン

初冬を目の前に
瀕死状態だった気の毒なトンボ。

厳しい野生の世界では
生き物が弱っているのを感じ取って
まだ生きていてもハエが集まり始める
(写真に撮らなかったけど)

でもまだ頑張ってふらふら飛んで行った。
応援してます!
生きるってこういうことか。




ロンドン 秋の森林

まだまだ森林で紅葉楽しめます





2024年11月9日土曜日

森のキノコ・美術館でピアノリサイタル

ロンドンの気温は10度を少し上回ったくらいで、どんよりとした曇り空でほとんど太陽の日が射さない日が続いています。


表にいても日が射さなくて寒いからと言って
うちの中に閉じこもっていたら気が滅入るので

森にキノコを観に行こう🍄


キノコ水彩画

キノコを取り入れつつ
抽象画風にして
動きを入れてみた


ロンドン 森のキノコ

霧がかって
露に覆われている環境が
キノコ育成に適しているようです。


ロンドン 森林のキノコ

キノコだけではなく
背景の落ち葉や朽ちた木の幹の
微妙な色のトーンがいい感じ


ロンドン 森林のキノコ

色や形の多様さに驚かされます。


ロンドン 森林キノコ

エッピング フォレストでの
キノコ狩りは固く禁じられています。


ロンドン 自宅庭

朝露に覆われた蜘蛛の巣が
クリスタルの宝石のように見えた

写真右隅に写ってるのは
枯葉なんですが
人の手のように見えませんか?


ロンドン、ナショナルギャラリーで催された
ピアノリサイタルに行ってきました。


ロンドン ナショナルギャラリー ピアノリサイタル

このリサイタルは
第2次世界大戦中にナショナルギャラリーで
国民の士気を高めるために

ピアノリサイタルを催した
ピアニスト、マイラ ヘス(1890-1966)
の功績を称える内容でした。

ロンドン ナショナルギャラリー ピアノリサイタル


第二次大戦中、名画が空襲で破損するのを避けるため
ギャラリー内の全ての絵画がイギリス、ウェールズ各地に
移送、保管されました。

空っぽのギャラリーを活用するために
個人蔵のコンテンポラリーアートの展覧会や
1か月に1度、選りすぐりの名画を一点だけ戻して展示するなど

様々な企画で文化を絶やさない活動が続けられましたが

将兵で男性の数が少ないロンドンで

ギャラリー内でのピアノリサイタルを提案したのが
女性ピアニスト、マイラ ヘスでした。

マイラ ヘス 演奏会

1943年頃、ナショナルギャラリーのリサイタルで演奏する
マイラ ヘス (Photo Credit : the National Gallery, London)


戦時中のロンドン、ナショナルギャラリー
Photo Credit :the National Gallery, London

大戦中は殆どの美術館や劇場が
閉鎖されていたので

文化に飢えたロンドン市民が
列をなしてリサイタルを聴きに来たそうです。



現在も定期的に様々なコンサートが
ギャラリー内で無料で提供されています






2024年11月2日土曜日

「ホーム」展参加・カフェでリモートワーク?

現在、地元アートギャラリーのグループ展に展示中です。


今回のテーマは「ホーム」。
自分にとってのホームとは?

ホームの定義は広くて
日本語にすると住まい、生まれ故郷、居住地と
様々な解釈ができますよね。



ヒヤシンス静物画

私は以前描いた
うちを和める空間にしてくれるものの
静物画を展示しました。

ヒヤシンスの鉢植えと
コーヒーポット
お気に入りの本。
 

ロンドン コミュニティセンター アートスペース

各アーティストの様々な解釈が
楽しい展示会でした♬


以前作品を展示して頂いたカフェ兼パティスリーにクロワッサンを買いに行きました。


カフェはとても混んでいて
若い人たちがラップトップを持ち込んで
仕事をしているのが目につきました。

ミーティングをしているわけでもなく

ラップトップにタイプしながら黙々と仕事をしています。

結構ラップトップのスクリーンも丸見えだったりして

レジで待ってる間「何の仕事してるのかな?」と
書類を作成しているのを
目をこらして読んでみようとしましたが
小さすぎて読めなかった😂

私は在宅ワークとオフィス両方で仕事しますが
カフェにラップトップを持ち込んで仕事したいと
思ったことはありません。

まず気が散って集中できない。

若者たちがカフェに来て仕事をする理由は?

家にWiFiがないとか?今どきそれはありえないだろう。

大勢の人と住居を共にしていて
落ち着いて働ける空間を確保できない?

クリエイティブ系で
人に囲まれていると刺激になる?

単に人恋しい?

日本でもこういう習慣は広まっているんでしょうか?


先日はハロウィンでした。


ロンドン ハロウィーン 飾り

森の近くのおうちの可愛いハロウィーンの飾り付け


仮装した子供たちが「Trick or Treat」と近所を練り歩き
家々を訪ねてお菓子をねだります。

ロンドン ハロウィーン インテリア

台所の窓辺にカボチャを置いて
秋っぽく演出してみた


リモートのミーティングで同僚と話していて
訪ねてくる子供にお菓子をあげようとしたら

お金が欲しいという子供に遭遇したという話をしていて

私も一度経験していて

「可愛くない~」と皆で言っていました。

最近は子供もほとんど訪ねてきません。

やはり上の写真のようにお子さんがいて
外にハロウィーンの飾り付けをしている家庭を
訪ねているようです。

一安心。あちこち訪ねまくるより
それが賢い選択ですね♬


ロンドン秋の森林公園

今朝散歩してきた森林公園。

葉が散る前の今が
美しいです!












2024年10月26日土曜日

アカデミー賞俳優主演の演劇鑑賞

ロンドン、コベントガーデンにある劇場、ドンマー ウェアハウスでオスカー俳優エイドリアン ブロディ主演の演劇「The Fear of 13」を観てきました。


エイドリアン ブロディは 
ポランスキー監督「戦場のピアニスト」の主役
第2次世界大戦中ナチス下のポーランドで
苦闘するユダヤ人のピアニスト役により
最年少でアカデミー主演男優賞を受賞した俳優さんです。

ネズミ ペン画
「The Fear of 13」はペンシルバニア州で殺人罪で有罪判決を受け
22年間死刑囚として刑務所で過ごし
2004年にDNA鑑定で無罪が証明され釈放された
ニック ヤリス氏の同名のドキュメンタリー映画を劇化したものです。


ロンドン エイドリアン ブロディ シアター

全公演全席売り切れだったのですが
何とか立見席を手に入れることができました。

ドンマー ウェアハウスは驚くほどの小劇場で
2階の立見席でも小さな舞台が数メートル先に見えました。

上演もマイク無しで劇場中に声が通るくらいの大きさです。

アカデミー賞俳優が自分ちの居間で演じてくれてるような
親密感がありました。


ロンドン シアター エイドリアン ブロディ

上演中はもちろん撮影禁止なので
劇場入口の宣伝スクリーンを撮影

舞台の周りの最前列の席が
いくつか埋まってなくて

「売り切れなのになんであんな特等席が空いてるんだろう」
と思っていたら

囚人役の脇役俳優さんたちが
刑務所の食堂のシーンなど
その開いている席に座って演技をし
舞台の一部となっていたのです。

あんな臨場感のある最前列に座ってみたいけど
真横で囚人役の役者さんに情熱的な演技をされたら緊張しそう。。。

エイドリアン ブロディ ロンドン シアター


エイドリアン ブロディは
お芝居の最初から最後まで主役の死刑囚役だったのですが

他の脇役俳優さんたちは囚人服のまま
裁判官や警察官、刑務所の見張り番などの役を兼ねていたので

ストーリーラインを把握してしっかりついていかないと
頭が混乱するところはありました💦

エイドリアン ブロディは50代になりましたが

カリスマ性がありチャーミングで
顔小さーい!
身体鍛え上げてるー!

めちゃくちゃかっこよかったですー😍😍😍!

入り口に「サインや自撮りは固くお断りいたします」
って張り紙がしてあったわ。

役にこだわってて
芸術性の高い映画しか出演しないのも素晴らしい!


演劇が始まる前に劇場の隣にあるフードコート、「セブンダイヤルズ マーケット」で腹ごしらえをしました。



ロンドン コベントガーデン フードコート

レストランで外食すると倒れそうに高い値段のロンドンで

色々選べて値段も抑え目なフードコートの人気が高まっており
ロンドン中心部のあちこちにオープンし始めました。

特にこのフードコートは観光の一等地にあるので

観光客や会社員で激賑わっていました。

ロンドン フードコート

ハロウィンのデコレーションも可愛い

マーケットの名称セブンダイヤルズの由来は

マーケットと劇場のあるアールハム ストリートが

17世紀の都市計画で設けられた交差点から伸びており
17世紀以来道路のデザインが変っていない
歴史の長いセブンダイヤルズ地区を称えたものです。

フードコートの料理の種類は多様で
インドカレーからアフリカ料理、シリア料理やお寿司、ステーキ、ピザなど

ロンドン メキシコ料理

私はメキシカンを選びました。
ボリューミーなサワークリームやチーズ
アボカドのワカモーレ
ジャラパノ ペッパーがのったナチョス
美味しかったです。

いつも思うんですが
メキシコ料理って写真映えしませんよね…😂


ロンドン メキシカン フードコート タコス

バターミルク フライドチキン入りタコスと
牛肉煮込み入りタコス
























2024年10月20日日曜日

ゴッホ展・トラファルガー広場スケッチ

ロンドン、ナショナルギャラリーで開催中のゴッホ展「詩人と恋人」を訪れました。


なんか近年中に何度もゴッホ展に行ってるような気がするのですが

ゴッホが生涯で作成した絵画数がかなり多いのと

それほど絵画に興味ない人でも「ゴッホだけは別」で

誰がみても分かる独特のスタイル

一般人にイメージが浸透していること

展覧会を開催すると必ずすごい数の観客数を
見込めるからだと思います。

なので訪れた日も入場するのに行列ができていました。

前にも書いたけどゴッホ本人はこれだけ成功したことを知ることもなく
ゴッホのアートでお金儲けをしている人がわんさかいるという事実に
複雑な気持ちになります。


トラファルガー広場 スケッチ

ゴッホはひまわりや椅子など
同じ題材で
いくつもの異なった雰囲気の作品を
生み出しているのに刺激を受け

トラファルガー広場は何回も描いていますが
違う角度からいくつも描いてみようと

今回はナショナルギャラリーを出て
目の前に見える広場と
遠くに見える国会議事堂の一部と

ギターを弾く大道芸人を入れて
描いてみました。


違うゴッホ展で色々触れているのと
展示数が多かったので
特に印象に残った作品に絞ってご紹介します✨


ゴッホ 作品

ゴッホが天才と思える理由は
近所のどうってことない公園や
その辺の畑や
滞在した精神病院の中庭など

普通の人がみたら風光明媚とは思えない景色も
ゴッホの筆と色使いで
夢心地の詩的な景色に変えてしまうことです。

精神病院から表に出られないときは
中庭くらいしか描く題材がなかったのでしょうが
何度も何度も描いて
いくつもの傑作を生みだしています。

私もスケッチするときに
「ここはあまり絵にならないな」
とか判断するんですが

ゴッホの視点は
他の人と違っていたかも


ゴッホ 肖像画

知人の詩人の肖像画。
面長の顔が14世紀の詩人ダンテに似ているという
理由で描いたそう。

夜空のような背景が
浮世離れしたロマンチックな雰囲気を強調しています。


ゴッホ 絵画

「Undergrowth」という作品。
いつも散歩する森林にある木の幹の根元で
蔦やブラックベリーが生い茂った一角を思い出させる一作。

自分では木の根元に生い茂る植物を描いてみようと
思ったことがなかったので
ゴッホの視点と素晴らしい傑作に仕上げたことに感服。



ゴッホ 絵画

視点が違うという意味で
これもいい例です。

携帯でこういう写真を撮ってたら
下の部分を切り取ってたと思うのですが。

下部の道の部分を多く画面に入れることによって
逆に小さく描かれた恋人たちに更に焦点が行くんですね。


ゴッホ ローヌ川の星空


最後にご紹介するのが
パリ オルセー美術館所蔵の傑作
「ローヌ川上の星空」

部屋に入ってこの絵を観た瞬間に
目頭が熱くなりました。

観ただけで涙が出そうなほど
感動する絵は世界にもそう多くは存在しません。

ゴッホの弟、テオにあてた手紙によると
「やっと星空が見えたのでガスランプの光を頼りに描いた」

実際に野外で夜間に描いたにも関わらず

望んでいた詩的で
ロマンチックな雰囲気を出すために

景色にはなかった夜空に大熊座の星座と
下部に恋人を描き入れたそうです。


ゴッホの純粋な絵心が心に染み入る一作でした。















2024年10月13日日曜日

シチリア長距離バス爆走騒動・遺跡スケッチ

シチリア滞在記最終編ですが、有名なギリシャ遺跡なども巡りました。


シラクサは紀元前にギリシャの植民都市として栄え
世界遺産の大規模な遺跡が残されています。

日本からの観光ツアーバスも止まっていましたが
私は滞在先のカターニアから長距離バスで訪れました。


タオルミーナ ギリシャ劇場 スケッチ

これはシラクサではなく
風光明媚な海辺の観光地、タオルミーナにある
ギリシャ劇場をスケッチしたもの

紀元前ギリシャ文化における劇場は
単なる芝居を演じる場ではなく
政治の演説や音楽、哲学、討論など
ギリシャ文明のハブとして機能していました。


シラクサ ローマ劇場

こちらはシラクサのローマ円形劇場跡ですが
ローマ時代になると
劇場の作りが円形になり

猛獣や人間同士で死闘をする
グラディエーターが登場する通路跡などがみられ

「文化的に退化してるやん」
と突っ込みを入れたくなります。


シラクサからカターニア行き帰りの長距離バスが途中で止まり

道で止まったまま運転手があせりながら
携帯でずっと話し込んで1時間ほど過ぎました。

カターニア空港経由のバスだったので
スーツケースを持って乗り込んだ乗客が
イタリア語で運転手に 
(何言ってるかわからなかったけど多分)
「飛行機乗り遅れるじゃない、どうしてくれんのよ!」
叫んでいました。

約1時間たって運転手が乗客にアナウンスをしましたが
横にいたイタリア人の若者に「なんて言ってるの?」ときいたところ

「このバスはカターニアに着く前に故障して動かなくなる。
シラクサの車庫にもどって違うバスに乗り換えるから
急いでる乗客はここで降りて自分でなんとかしろ」

スーツケースを抱えて怒り狂っている乗客達を置き去りにして

シラクサのバス車庫に連れていかれ
違うバスに乗り換えてカターニアに向けて再出発。

もうすでに3時間遅れだったので
その遅れを取り戻すべく
同じ運転手が時速120キロ以上で疾走し始めました。

目の前を走る車を次々と追い抜き
ちょっとキアヌ・リーヴスの「スピード」じゃないんだから
勘弁してよ、めちゃくちゃ怖かったです💦


エトナ火山 アート

街で見かけたエトナ火山のアート。

海水浴していた時に背後に聳え立っていたエトナ山。

活火山なので山のてっぺんから
いつも煙がモクモクと出ていました
「これってオッケーなのかな…?」

夫がエトナ山登山ツアーに
参加したいと言っていたのですが
やめとこうよと説得しました。



カターニア 修道院 スケッチ

暑すぎるのと装飾が細かすぎて
いい加減な出来になったスケッチ。

サン ニコロ修道院。
元修道院とは思えない
豪族の邸宅のような豪奢な造り。

やはり生臭坊主だったようで
権力も握って
豪華絢爛な生活を送っていたそうです。

やはり最終的には市民の反感を買い
衰退の道をたどったようです。

現在はカターニア大学の
校舎として使われています。

歴史ある建物の中で
講義を聴いてる様子が
ちらりと見えました。

カターニアの街中にある
豪族の元邸宅(パラッツォ)の多くが
カターニア大学のキャンパスとして
利用されています。


パラッツォ ビスカリ カターニア シチリア

パラッツォ ビスカリ (ビスカリ宮殿)
は宮殿の一角に今も子孫が住んでいて
大広間などを一般公開し


パラッツォ ビスカリ カターニア シチリア

パーティーや式典向けの
イベントスペースとして貸し出しているそう。

階段もロマンチック✨


パラッツォ ビスカリ カターニア シチリア スケッチ

宮殿の外壁にも
これまたうねうねと立体感溢れる
バロック彫刻が施されていたので
スケッチタイム。

職人技には脱帽の一言です!


シチリア カターニア 菓子パン

昼食や夕食はアパートで自炊することもありましたが
朝食は違うカフェを毎日試しました。

シチリア名物リコッタチーズを甘くしたものが
入った菓子パンとダブルエスプレッソが
お気に入りの朝食♬


カターニア 教会 オペラ

テアトロ ベリーニ (ベリーニ劇場)のオペラのチケットは
売り切れでしたが

教会で主催されたオペラを観に行ってきました。

ドレスなど何も持ってきていなくて
観客がドレスアップして来たらどうしようと
心配しましたが
皆さん観光客で普通の恰好でほっとしました。

ソプラノの娘さんが受付も兼ねていたほど
小規模なオペラでしたが

大理石づくめの教会は音響がよく
もちろんマイク要らず。

オペラと言っても名曲のヒットパレード
なので初心者でも楽しめる内容。

下手に劇場のチケット取れてたら
本格派の全編オペラだと
多分3時間近く続くので

挫折してたかも

思い出に残る旅行となりました♬












2024年10月6日日曜日

シチリアで自炊・バロック教会スケッチ

シチリア島滞在で楽しみにしていたことの一つはアパートで自炊をすることです。



シチリア バロック教会 スケッチ

早く描けるように
比較的小規模の街角にあった
バロック教会をスケッチ


カターニア 魚市場

買い物客で賑わうカターニアの魚市場



カターニア 魚市場

普段の生活で忙しいときにご飯を作るのと違って
活気にあふれた魚市場や
野菜市場で買い物をして
新鮮なお野菜で簡単なサラダを作るだけでも楽しかったです。


シチリアのメカジキ

初めて行った日に買ったメカジキ。

私は魚の扱いが得意でないので
骨がなくて両面軽く焼くだけで食べられる
メカジキなら失敗しないかなーと


シチリア 野菜

シチリアの市場で買った野菜は
どれも味が濃くて新鮮で美味しかったです。
太陽の光が違うからかな。


シチリア メカジキ

オリーブオイルで焼いて
レモン絞って食べたメカジキですが

マグロと鶏肉の中間のような淡白な味わいでした。


シチリア パン


シチリアのパン屋さんでよく見かけた
真ん中に穴が開いているパン。

チアバッタとフランスパンの中間のような味。
散々ネットで探したのですが
名称が見つかりませんでした。

オリーブオイルが入ってる味で
酵母がきいてる感じ。

パン屋さんごとに味が違って

海に行く途中でいつも通りがかっていた
地元の人しか行かないような
地味なパン屋さんのが一番おいしかったです。

人生で食べたパンの中で一番おいしかったと言っても
過言ではないほど。

噛めば噛むほど味わいのあるパンでした。

一日で固くなってしまうようなタイプなので
滞在先で味わうしかないですよね



シチリア島 カポナータ

ラタトゥイユと少し似ている
夏野菜を揚げ煮にした
カポナータ。

この日食べたのは
魚も少し入っていて
シチリア名物の蜂蜜で味付け

ピスタチオを砕いたものがかかっているのが
シチリア風。


シチリア カターニア 四つ角

カポナータを食べたレストラン。
カターニアの観光中心地「四つ角」にて。


ミセススコット シチリア旅

後日オペラを聴きに行った
教会をバックに