ロンドン、コベントガーデンにある劇場、ドンマー ウェアハウスでオスカー俳優エイドリアン ブロディ主演の演劇「The Fear of 13」を観てきました。
エイドリアン ブロディは
ポランスキー監督「戦場のピアニスト」の主役
第2次世界大戦中ナチス下のポーランドで
苦闘するユダヤ人のピアニスト役により
最年少でアカデミー主演男優賞を受賞した俳優さんです。
「The Fear of 13」はペンシルバニア州で殺人罪で有罪判決を受け
22年間死刑囚として刑務所で過ごし
2004年にDNA鑑定で無罪が証明され釈放された
ニック ヤリス氏の同名のドキュメンタリー映画を劇化したものです。
全公演全席売り切れだったのですが
何とか立見席を手に入れることができました。
ドンマー ウェアハウスは驚くほどの小劇場で
2階の立見席でも小さな舞台が数メートル先に見えました。
上演もマイク無しで劇場中に声が通るくらいの大きさです。
アカデミー賞俳優が自分ちの居間で演じてくれてるような
親密感がありました。
上演中はもちろん撮影禁止なので
劇場入口の宣伝スクリーンを撮影
舞台の周りの最前列の席が
いくつか埋まってなくて
「売り切れなのになんであんな特等席が空いてるんだろう」
と思っていたら
囚人役の脇役俳優さんたちが
刑務所の食堂のシーンなど
その開いている席に座って演技をし
舞台の一部となっていたのです。
あんな臨場感のある最前列に座ってみたいけど
真横で囚人役の役者さんに情熱的な演技をされたら緊張しそう。。。
エイドリアン ブロディは
お芝居の最初から最後まで主役の死刑囚役だったのですが
他の脇役俳優さんたちは囚人服のまま
裁判官や警察官、刑務所の見張り番などの役を兼ねていたので
ストーリーラインを把握してしっかりついていかないと
頭が混乱するところはありました💦
エイドリアン ブロディは50代になりましたが
カリスマ性がありチャーミングで
顔小さーい!
身体鍛え上げてるー!
めちゃくちゃかっこよかったですー😍😍😍!
入り口に「サインや自撮りは固くお断りいたします」
って張り紙がしてあったわ。
役にこだわってて
芸術性の高い映画しか出演しないのも素晴らしい!
演劇が始まる前に劇場の隣にあるフードコート、「セブンダイヤルズ マーケット」で腹ごしらえをしました。
レストランで外食すると倒れそうに高い値段のロンドンで
色々選べて値段も抑え目なフードコートの人気が高まっており
ロンドン中心部のあちこちにオープンし始めました。
特にこのフードコートは観光の一等地にあるので
観光客や会社員で激賑わっていました。
ハロウィンのデコレーションも可愛い
マーケットの名称セブンダイヤルズの由来は
マーケットと劇場のあるアールハム ストリートが
17世紀の都市計画で設けられた交差点から伸びており
17世紀以来道路のデザインが変っていない
歴史の長いセブンダイヤルズ地区を称えたものです。
フードコートの料理の種類は多様で
インドカレーからアフリカ料理、シリア料理やお寿司、ステーキ、ピザなど
私はメキシカンを選びました。
ボリューミーなサワークリームやチーズ
アボカドのワカモーレ
ジャラパノ ペッパーがのったナチョス
美味しかったです。
いつも思うんですが
メキシコ料理って写真映えしませんよね…😂
バターミルク フライドチキン入りタコスと
牛肉煮込み入りタコス