2025年11月2日日曜日

ハリウッド名優を間近で観劇

レジェンド女優、スーザン サランドンを観にOld Vicという小劇場に行ってきました。



園スコット 秋の湖 水彩画

秋の湖


スーザン サランドンといえば
映画「テルマ アンド ルイーズ」や
「デッドマン ウォーキング」
「ロッキーホラー ピクチャーショー」に出演していた名優。

「メアリー ペイジ マーロウ」という劇で

同名の女性がアル中の母に育てられ
3度の結婚を繰り返し
自らもお酒の問題を抱えていた一生を

5人の年の差のある女優によって
10歳以下、ティーンエージャー、20-30代、中年、晩年期と
世代別に演じ分けた画期的な劇です。

御年79歳のスーザン サランドンは
もちろん晩年期を演じていました。

中年期を演じていたのは
アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた
アンドレア ライズボロー。

円形の大きなちゃぶ台みたいな舞台でしたが
最前列の席だったので
スーザン サランドンが数メートル先で
演じてるので緊張しました💦

主人公が亡くなる間近で
病院で看護師さんと
会話をするシーンで
「(3人目の)夫は3年前に亡くなりました。
幸せだったのに。もっと早くに出会えていたら。」

うるうるっと涙腺が緩んでしまいました。

レジェンド女優は舞台に出てきた時点で
舞台の空気を変えてしまうほどのオーラを放っていました。

ちょっとした表情や声の出し方で
観客の感情を揺さぶる技量にたけています。

なんか書いてる内容が
ガラスの仮面入ってますが
本当なんです!


Old Vic 劇場内部
劇場内部


舞台も私が働いてる劇場は超豪華セットと
これでもかと
せり上がり、スモーク、紙吹雪、CGを駆使した
ミュージカルが主なんですが

この劇は舞台装置は机と椅子くらいだったので
演技上手くないとしゃれにならない
プレッシャーはあるでしょうね。

これが大劇場だとマイクが入り
遠くの観客にわかるように
演技も大げさになり演出が変ってくるんですが

今回のような小劇場だと
マイク無しで演技も自然で
映画で観たような名演技を楽しめたと思います。

そういった理由で前に見た
エイドリアン ブロディも小劇場を選んだのかな
と考えました。

ちなみに観客の年齢層はめちゃくちゃ高く
私で若い方だったので

やはりスーザン サランドンのピークをしってる
年代か…














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