2026年1月17日土曜日

母の味粕汁・隣のトトロ演劇鑑賞

先々週くらいにマイナス温度に近いとても寒い天気の時があって


イギリスに住んでほぼはじめて
「あー粕汁が食べたい」と思いました。

日本に住んでいた頃
冬の寒い日に母が作ってくれた粕汁が何よりも大好物でした。

ちなみに食べ物について触れているブログは
数えきれないほど存在しますが
粕汁について書いているブログを見たことがありません。

一般的に皆が食べたいと思うものではないのでしょうか?


馬 水墨画

今年の干支を水墨画で


粕汁を作るにあたって
必要な酒粕(清酒をつくるときにできる搾りかす)
が手に入るのか定かではありませんでしたが

Wasoというネットショップで
日本輸入のものと
イギリスにある発砲清酒の醸造所が発売している
「ミシェランの店も使っている」という酒粕が手に入ることが分かり

後者の方を購入しました。

母に電話で作り方をきき
大根とニンジン、油揚げとサケの切り身。
里芋の替りに菊芋を入れ
こんにゃくもすごく入れたかったけど
こちらで手に入るこんにゃくは防腐剤満載そうなのであきらめ。


粕汁

母の味には到底至らなかったけど。
酒粕の香りが郷愁を誘います♬

イギリス産の酒粕はうまみや
粕の風味が日本産と比べると
淡白な印象を受けましたが

お出汁などを足して調整するもの良いかもです。


タイのデザート

タイ人のお友達が下さった
黒米のようなもち米を甘くして炊いたものに
ココナツミルクを混ぜたスイーツ。

白いお芋のようなものも入っていた
見た目はおぜんざいにちょっと似ている?

とっても美味しかったです♬


今週、2本の演劇を観てきました。


一つは劇場版「となりのトトロ」。
今回ほど撮影禁止が厳しい演劇も珍しく

トトロが登場するたびに
劇場の案内係が
「トトロとそのお友達の撮影はお控えください」
という看板を振りかざしていました。

大勢の「黒子さん」を駆使して
お花や田植え、巨大なトトロ、猫の顔の乗り物や
すす???(すみません、映画みてないんです…)を
動かし、舞台装置の芸術性は
ずば抜けていました。

俳優さんはハーフの方や他のアジア系の方が
多数をしめていました。

特に突出していていい俳優さんだなーと思ったのは
日本人だからという偏見を抜きにして

ロンドンで活躍されているのかな?
お父さん役の方が
温厚な人間味がにじみ出ていて
自然で(演劇にありがちな)大仰な演技でなく
素晴らしかったです!


となりのトトロ ロンドン公演


もう一つ観たとても対照的な劇は
「ジェリーとソーウェル」という
人気小説を劇化したもので

イギリス北東部にある
ニューキャッスルの貧困地域で

地元のサッカーチーム
ニューキャッスル ユナイテッドの
シーズンチケット(試合観放題の高額な年間パス)
を手に入れようと奮起する二人の若者ジェリーとソーウェルの
物語りですが

地元北東部のパブの中の小劇場でブレイクし
今回ロンドン、ウェストエンド デビューとなりました。


ロンドン ミュージカル


イギリス人かイギリスに長年住んでいないと
絶対理解できない劇です。




劇前半はトイレの便器をトレイラーに住む
淫乱気味の女性に売りつけようとしたり
なぜそうしているのか説明なしのシーンが
いくつも続き混乱気味でしたが

後半に少しまとまりが出てきて
苦境でたくましく生き抜く登場人物たちの
メッセージ性が伝わってきました。

このまったく関連性のない二つの劇には
共通点がありました。

一つは「ジェリーとソーウェル」に登場する
トレイラーの屋根に住む黒猫と
ソーウェルが飼いはじめた捨て犬が
両方とも人形師が動かすパペットだったのですが
観客にバカ受けで

トトロに対する観客の熱烈な反応を観ても

「皆生身の俳優よりパペットの方が楽しめるのか?」
と疑問に感じるところがありました。

もう一つの共通点は「脚本の内容が薄い」
ということです。

私はトトロは映画はみていないので
大きなことは言えませんが

どちらの劇も大切な部分をはしょって
そんなに重要性のない部分に
時間をかけすぎているのではという
印象を受けました。

なので終わった時
頭の中で完結していないのに
ふいに幕が下りたような気分になりました。

最近見た劇で
「バックトゥザフューチャー」や
「ザ プロデューサー」などは
脚本がタイトで無駄が一切なく
テンポも速く最高に楽しめましたが

やはりこういった少数の劇が
賞を取ったり
マスコミの全紙が5つ星レビューをつけるのには
理由があるとしみじみ感じました。

人気映画や人気小説を演劇化するのは
大きな挑戦ですよね(^▽^)/









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