2025年3月22日土曜日

1970年代の海外生活

現在の海外生活はネットのおかげで日本の方と連絡を取ったり日本の情報がリアルタイムで手に入るのでとても便利になりました。


幼少時代に海外で過ごした時と比較になりません。

1970年代に亡き父の仕事の関係で
ケニアのナイロビに駐在で住んでいました。

もちろん自分の意思で来たわけではないので
着いた瞬間からいつ日本に帰れるのだろうと思っていました。

着いてまもなくケニアッタ大統領をめぐるクーデターがあり
外国人居住者の国外退去が促される中
「やったー、日本帰れる」と秘かに喜んでいたら

クーデターは収まり、結局4年近く滞在することになりました。

結局生活になじんでたくさんの良い思い出をつくることができ
なかなかできない貴重な経験もたくさんあって
今思い出すと住めてよかったなと感じます。

外国人居住者用のゲーテッド コミュニティに住んでいて
車を出してもらわないと外出することができませんでした。

一度妹を連れて守衛さんの目を盗んで
ゲートの外に抜け出し
両親から死ぬほど叱られた記憶があります。

食事に関してはうちで過ごす分には母がご飯を作ってくれたので
不自由はありませんでしたが

ケニアは元英国領なので当時の英国の食習慣の影響で
スーパーのお菓子や旅行先の食事が激まずだったのを覚えています。

日本のお菓子は大変貴重で
母方の祖父母が訪ねて来てくれた時に
プリッツやポッキーを持ってきてくれたのですが

食べ終わった後も空き箱を自分の部屋の窓辺に飾っている
不憫な子供でした😂

先進国でなかったせいか
ビデオも手に入らず

日本の映画やテレビが観れるのは
日本人会主催の年数回ある「映写会」のみ。

紅白歌合戦は死ぬほど楽しみにしていたのですが

なぜか子供向け番組はアニメの「日本昔ばなし」と
映画は「男はつらいよ」に限られていて

「寅さん以外の映画が観たい…」と思っていた覚えがあります。

旅行は主にサファリが中心で
「たまにはサファリ以外の所に行きたい」
と今思えば贅沢なことを言っていました。

いつかまたケニアに訪れたいと時々思うのですが

当時から良くなかった治安が更に悪くなっているらしいので
多分実現しないんじゃないかなーと思います。



ロンドン 猫 写生

数年間音沙汰のなかった
昔から知ってる近所の猫
ティミーが遊びに来てくれました。

写生モデルになってもらいました😊


ロンドン 猫 写生

ほぼ一日いてくれて
一緒に庭で日向ぼっこして
春の日差しをたっぷり浴びました


ロンドン 猫


うちの中を覗き込んでいるのはジョージ。
大きな体で中年猫ですが
納屋の屋根から塀までのすごい距離をジャンプできる
運動神経ナンバーワン猫です。

ひらりと飛んだ姿は
空中にモップが舞っているようで圧巻です。






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