2023年10月27日金曜日

京都八坂の塔を写生+狂言観劇

人里離れた山寺から一転、京都の最も有名な観光スポット、八坂の塔のスケッチを楽しみました。


八坂の塔 スケッチ

物凄い数の観光客が集まるスポットなので

ちょっとスケッチは無理かな
と最初は思いましたが

意外と道が広く
脇によっていれば
通行人の邪魔にはならず

下り坂になっているので
観光客が目の前にいても
建物の妨げになりませんでした。


京都

塀に止まったサギ


あらゆる国籍の人が
レンタル着物に身を包み
歴史の街のそぞろ歩きを楽しんでいました。


京都 街並み

記念撮影にも最適だし
レンタル着物に人気が集まるのは理解できます。

ふと、例えばロンドンで
観光客がコルセットつけて
レンタルのヴィクトリア時代の衣装を着て
古い建物が連なるメイフェア地区などを
散歩するサービスがあったらどんなだろう、と考えました。

京都 たわし、ほうき屋さん

三条にあった箒やたわしを売る老舗のお店で
シャンパングラスを奥まで洗えそうな
細長いブラシを購入。

兵庫、西宮で野村家三代の狂言師が集う
公演を観劇しました。


太極拳についてとてもためになるブログを書いていらっしゃる
ブロガー、Marugeさんが
基本の型をものにするために練習を積み重ねる
大切さが太極拳や伝統芸能に通ずることにふれていらっしゃり、


狂言について書かれていたので
ぜひ機会があれば観てみたいと思っていました。

3演目が各約20分で長すぎず
冒頭に野村萬斎さんのユーモアに溢れた解説が聞けたので

なかなか難しい古語も思ったより取っつきやすく
楽しく鑑賞することができました。

特におかしかったのが

第2話の「伊文字」で
婚活中の主人を演じたのが
3代目のお若い野村裕基さんで

主人がお告げで出会った
婚活対象の女性を演じたのが
なんと野村裕基さんの祖父
92歳の野村万作さん!

もちろん、衣をかずき
顔は見えないようにしていました。

とても乗り気の主人は
迎えのものをやるので
住所を教えてほしいと。

すると女性は
住処を謡に織り込み
なんとなくはぐらかすような形で
適当にもごもご言って去っていきました😂

全然乗り気じゃなかったんですねー

92歳の男性が年頃の女性を演じてしまうというのも
性別、年齢の壁をぶち破っていて
狂言は現代社会の先端を言っていると感嘆しました!













2 件のコメント:

  1. 3代に渡る役者さんで狂言なんて、とても素敵ですね!「伊文字」は知りませんでした。調べてみます!

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    1. 伝統芸能を代々守っていこうという意気込みにも感動しました。思ったよりも親しみやすく、演目も長すぎないので、ぜひ狂言観賞お勧めします!

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