滞在中の実家の近くに緑の散歩道があります。
散歩道のわきに
ヒガンバナが咲いているのを発見しました。
あるブロガーの方がヒガンバナについて
書いていらっしゃったのを覚えており
イギリスでは見かけない花で
風情と季節感のあるこの花に
憧れの念を抱いていました。
なので散歩道沿いで発見したときは
すぐさま家に水彩絵の具を取りにもどり
描き始めました。
散歩道に沿って家々が立ち並んでいますが
ヒガンバナが咲いている敷地の奥の家から
女性がでてこられました。
家のすぐ外の敷地にひざまずいて
絵を描いていた私をみて
怪しい人だと思われたでしょうから
ヒガンバナを描かせていただいていますと
自己紹介をしました。
そこからお話に花が咲き
(座布団1枚お願いします😜)
もともとガーデンセンター横の田んぼわきに
咲いていたヒガンバナを
田んぼの持ち主にお願いして株分けして頂き
散歩道ぞいに植えたところ
花が咲き広がったこと
もうヒガンバナの季節は終わりに近づいていること
娘さんがイランの方とご結婚されていて
イラン在住だと言っておられました。
他にも色とりどりのアジサイや
多様な木々、植物を散歩道沿いで育てられています。
挿し木で色々な植物を育てて
お金をかけずに公道を美しく
散歩する人の目を楽しませてくださるのは
素晴らしいことだと思いました。
ブログを通じて知り合った
アートへの愛を共有するブロガー
コンタムさんの提案で
あべのハルカスで開催中の
安野光雅展を訪れました。
ブログを通じて数年のお知り合いですが
お会いするのは今回が初めて。
ネット上でのみ知っている人だったので
実際にお会いする前はドキドキ
とても満ち足りた時間を過ごさせていただきました!😄
ふんわりとした優しい色彩の絵を描かれる方です。
安野光雅氏のことを全く知らなかったので
誘われなければ多分
観に行く機会もなかったと思います。
職人技ともいえる
綿密かつ繊細なタッチで描かれた
ペンの運びに脱帽。
ヨーロッパ、イギリス、中国などの
街並みをモチーフに
目の錯覚を活かしただまし絵
アンデルセンなどに触発された
おとぎ話を盛り込んだ
優しくも不思議感覚に溢れた作品たち。
日本と欧州の美術館の大きな違い。
日本の美術館は
作品のほとんどが撮影禁止であることを発見。
また鑑賞中の会話も禁止ということに驚きました。
各国で色々なルールがあるものですね。
この展覧会は安野光雅氏が存命中の
2020年春にもともと開催する予定でしたが
コロナ感染拡大を懸念し中止に。
再企画され今回2023年9月に
開催の実現に至ったそうです。
安野光雅氏はお亡くなりになりましたが
再企画のタイミングでしか私は観る機会がなかったので
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