2023年9月9日土曜日

ロンドン運河沿いの船暮らし

ロンドンの運河沿いのぶらぶら歩きは週末リラックスするのに最適です。


以前のブログで産業革命時代に
運河がいかに活用されていたか書きましたが

自動車が発明されるまで
物の輸送は運河を行き交う貨物船から馬車にのせられ
ロンドン各地に運ばれていました。

水の女神 イラスト 水彩画

水の近くにいるとリラックスできますね♫


        
最も有名なリージェンツ運河から
グランド ユニオン運河を経て
イギリス中部のバーミンガムまでたどり着くこともできます。

今回は地元に近いロンドン東部のトッテナムから
ロンドン オリンピックの主催地だった
ストラトフォードまで歩きました。

ロンドン 運河

現在の運河の利用法は観光船や
ローイングの船が行き交う以外に

ナローボートと呼ばれる
住居として造られた船が
運河沿いに停められています。


ロンドン 運河
住宅の値段が一般人に手の届かない価格まで急騰したロンドン。
持ち家を希望する人たちにとって
比較的購入しやすい価格(約100万円から)であることと

運河を行き来し、自由な生活を楽しめることから
ボート暮らしに惹かれる人もいるようです。

ボートの大きさは様々で
海洋を航海するヨットくらいの大きさで
必要最小限の設備のものから

豪華客船と大して変わらないような
大型でデラックスなボートも目にします。

多くのボートの屋根には
ソーラーパネルが設置されていて
光熱費の大半が賄えるようです。

ロンドン 運河

一つの場所に縛られたくない自由人にとっては
理想の住処かもしれませんが

定期的に支払わなくてはいけない船の係留ライセンス料や
(ボートの大きさ、いかにロンドン中心地に近いかなどで
料金が変ってくるそうです)

人気が高くて順番待ちの永久係留ライセンスを保持しない場合は
数週間に一度船を移動させなければならないなど

トイレに溜まった排泄物は
自分で汲み取って指定の排泄物廃棄所に
持っていかなくてはいけないそうです💦

そりゃあ運河に流しっぱなしにしたら
すごいことになりますよね…

どんなに豪華なボートでもそれは必須らしいので

見た目ほどロマンチックな暮らしではなさそうです…















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