日本の夏に怪談は付き物。涼しくなって頂けたら良いなーと思い、一話。
私は関わっていないのですが
働いている劇場が所属する会社が運営している
ある劇場にまつわるお話です。
歴史が長いその劇場で19世紀末に人気舞台俳優だった男性。
その男性がある若手俳優を可愛がり
お金を貸したり
一緒の舞台に立たせたりと支援をしていましたが
若手俳優は感謝するどころか
そのベテラン俳優の人気と才能に嫉妬するようになり
劇場の関係者入口付近で
舞台出演中のベテラン俳優を待ち伏せし
刺殺してしまいました💦
連れ添っていた人気女優の腕の中で亡くなった男性。
息を引き取る前の最後の言葉が「I will be back」(また戻ってくる)
それ以来、劇場の付近で
ビクトリア時代風に装った紳士が
「歩いているというよりふわふわ漂っている感じ」
で現れたり
楽屋の扉をステッキで2回ノックする音がしたり
(その男性は持っていた杖で2回扉をノックするのが習慣だったそうです)
扉を開けると誰もいなかったそうです。
開演前後の誰もいない劇場内で
ぼんやりと光で照らされたような
人影が舞台や客席をさ迷い歩く様子が目撃されたそうです。
その話を同僚にすると
私が働いている劇場でも
何人かのスタッフが
「赤いドレスを着た貴婦人」を
開演前後の誰もいない劇場で
目撃しているようなのです😱
私もかつて開演前の真っ暗な
客席から舞台裏を横切った記憶がありますが…
霊感ないんでしょうね、何もみませんでした😅
どちらの劇場も古くから存在するので
そういった話があっても不思議ではないかも。
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