2023年7月29日土曜日

アートフェア参加+ロンドン街角探検

ここの所ロンドンの気温は20℃前後ととても過ごしやすい日が続いています。


かつては「年中暗くて寒いのに夏も冷え冷えして雨ばかり」と
夏は必ず南欧に休暇に出かけていました。

現在、地中海地方は熱波で引き起こされた山火事で
とんでもないことになっています。

今はロンドンの夏の気候がとてもありがたく感じられます。

ロンドン、ケンジントンのアートフェアに再び参加。


今回は参加したアーティストに興味深い人が多かったです。


ロンドン アートフェア

キプロス人で物理、化学の教授をしている方で趣味で絵を描いている人や

ロシア系ベルギー人でパトロンを募集している
詩人、作家、画家とマルチでエキセントリックなおじさん

コケティッシュでいかにもフランス人という感じの
若いお母さん(今週おうちを訪ねる予定)

IT業界で働いていたけど
「アートはお金にならない。お金はよかったけど仕事が嫌だったから
ITにはもどりたくない。」と言っていたインド系の女性。

最近の傾向でイスラム系やインド系など
南アジア系女性アーティストの
参加が増えているのですが

彼らが得意としていて高給が保証される分野
ITや財務関係などに
「ストレスがたまる、やってても楽しくない」と背を向け
満足感を求めてアートを志す人が増えているのは興味深い動きですね。

良い気候をいかして
ロンドン各所のアートオープニングパーティーに
顔出ししてきました♫

ロンドン アートシーン

倉庫街のような一角
奥まったところで展示されていた
ロシア人の男の子のアートオープニングパーティー。


ニット帽をかぶってサングラスをしているのが
アーティスト本人ですが、少し話す機会がありました。

「アートは自分にとって人とつながるための手段」
「居心地よい、いいエネルギーが感じられる住処をいつも探してる」
「なんか違うな、と感じてきたらまた違う国に旅立つ。」

展覧会のタイトル「A Room of My Own 」に
自分の居場所を築き上げたい
という思いが込められています。

自分が参加したアートフェアでも
若いロシア人のアーティストに出会いましたが

もちろん戦争の話など持ち出しませんでしたが
気持ち的に楽ではないだろうなとは思いました。


ロンドン アートギャラリー
これはトレンディな東ロンドンのクラプトンにある
アートギャラリーのオープニングパーティー。

ロンドンのアーティストの作品




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