ロンドン メイフェアで和めるカフェ

４年ぶりにロンドンのギャラリー団体が主催する
ロンドン　ギャラリー　ウィークエンドを訪れました。

イベントを企画してくれたおかげで

普段は入りづらそうなギャラリースペースも

気軽に入ってアートを楽しむことができました。

夏の間美しい歌声を聞かせてくれる
ブラックバードの水彩画

オックスフォード　ストリートの喧騒を逃れ

ギャラリー散策の合間に

メイフェア地区でゆっくりできる一角を見つけました。

HR Higgins という１９４２創業の紅茶、コーヒー豆の販売店。

HR　Higgins

ロンドンではなかなか見かけないドリップ式のコーヒーを入れてもらえます。

この日は、日本人女性のバリスタさんがこだわりコーヒーを入れてくれました。

地下にカフェコーナーがありますが

天気の良い日は

テイクアウェイで向かいのブラウン　ハート　ガーデンズへ。

ブラウン　ハート　ガーデンズは

もともとヴィクトリア時代にあった公園が

１９０２年に変電所を建てたためになくなってしまい

憩いの場を失った周辺の住民を考慮して

この地域の地主だったウェストミンスター公爵が

変電所の上にイタリア式庭園を設けることを考案。

周囲の環境と調和するよう

ポートランド石を用いてバロック式で建てられた

変電所上部に設けられた公園は１９０６年に完成しました。

ブラウン　ハート　ガーデンズ

写真でご覧の通り

階段を上って

上の木が植わっている部分にベンチが設けられています。

グルメコーヒーを飲みながらなごむのに最適！

思ったのですが、変電所や公衆トイレなど

景観を損ないがちな設備を

バロック式やアールデコなどの建築様式を取り入れ

美しい建物に変身させるのは

都市計画として素晴らしいアイデアだと思いませんか？

そしてギャラリー巡り

写真家になれそうなアーティストの友人に撮ってもらった写真。

草間彌生さんと同じ世代のニューヨーク在住日本人アーティストの作品。

ちぎった和紙を重ねている？

売れてました。（横の赤丸に注目）

ビルの２階にあった日本人アーティストのギャラリースペース

今年よく見られたトレンドは

シーツのような布に直接描いて

タペストリーのように飾っている作品

これはアートではありませんが…

メイフェアの街角で目撃。

自動車のミニの上に酒樽？？？

なんかおめでたいわー