ウィリアムモリス博物館で開催中の「若きポーランド展」を訪ねてきました。
若きポーランド 運動に触発されて描いた肖像画
ウィリアムモリス博物館で催される展覧会は
ウィリアム モリスの活動と共通点があるもの
19世紀末から20世紀初めの
アールヌーボーやアーツアンドクラフツ、ベルエポックなどと並んで
同時期に起こっていたムーブメントに焦点を当てたものがほとんどです。
この展覧会も例にもれず
1890年から1918年にかけて起こった
「若きポーランド運動」。
全体的にアールヌーボーの影響が色濃いスタイルですが
動物や植物のモチーフをフォークロア調に仕上げた作品など
幻想的でロマンの香りが漂っています。
「若きポーランド運動」の先駆者
スタニスワフ・ヴィスピャンスキのパステル画自画像。
劇作家、画家、ステンドグラスやタペストリーのデザイナーとして
多くの分野に才能を発揮しました。
地元の機織り職人に依頼した
ゼラニウムをモチーフにした
キリムの手法で織られた壁掛けタペストリー。
抑えた色調とシンプルなモチーフが
モダンで味わいがあります。
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