ジェリード イール(ウナギの煮凝り)は知る人ぞ知るイギリスの伝統料理です。
その起源は18世紀にさかのぼり、当時はテムズ川で鰻が鬼のように取れたそうで、労働者階級の方々の貴重な栄養源だったそうです。
この鰻の煮凝りと共に、パイ アンド マッシュという、牛肉が入ったパイとジャガイモのマッシュを出すお店がロンドンのあちこちで見られました。
時代の流れでほとんどの店が閉店しましたが、Manzeというこういった料理を出す食堂のチェーン店が、現在もうちの近所に残っています。
特記すべきは、店構えとインテリアが昔のままで残されていて、とっても素敵なのです!!
レトロ好きにはこたえられない店構え
この総タイル張りのデザイン!天井の模様!木のベンチ!白いランプ!全て可愛い💛
皆さんご察しの通り、こういったお店の多くが消えてしまったのは、大衆の食事の趣向が変わってしまったからです。
鰻特有の生臭さを消して、うまみを引き出すにはやっぱり蒲焼で、照り焼き状態にするのが一番、と思ってしまいますが、
この鰻の煮凝りは、ぶつ切りにした鰻をレモンとお酢を入れたお湯で茹でた後、冷ますことによって鰻からでるコラーゲンでゼリー状になったものをいただきます。そしてお味の方は…
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