もうかれこれ他人に近づかないようになって1年近く。
一日一回許されている外での運動以外は(こう書くとなんか刑務所に入ってるみたい)いまだに食料はオンラインで頼まず、スーパーに行っています。
食料調達もオンラインにすると、もう運動以外で外に出る目的がなくなってしまうからです。
これもなるべく最短の時間で済ませようとして、
スーパーに入店した途端、ミッションインポッシブルのトム・クルーズのような身のこなしで(イメトレ)
半径1メートル以内にマスクをしていない人、鼻出しマスク、顎マスクの人がいないかきょろきょろしながら素早く動き、
生鮮食品売り場はいつも混んでるので缶詰やら乳製品やらをかごに入れながら生鮮食品売り場に常にガンを飛ばし、
人混みが薄れたすきをねらってささっと近づいて野菜をかごに放り込み、
レジはほとんど自分で打つようになっているので恐ろしい勢いでバーコードをスキャンし、
あと1分でスーパー爆発するみたいなのりで逃げるように店を去っています。
私は古い映画、インディー映画のファンですが、最近観た1960年代のチェコスロバキアの映画に感化され、映画の1シーンをイラストにしました。白黒映画のレトロな感じを出したくって、墨汁で描きました。
コロナ以前は、引きこもりなどが社会問題で、いかにして引きこもっている人を社会復帰させるかということに焦点がいっていましたが、
現在は人間が生きている証であるはずの人とのふれあいというものを最小限にとどめようという政策がどの国でも取られています。
その政策が数か月だったら多分問題にならないと思うのですが、それが長期間にわたった場合、人の精神に及ぼす影響はどんなものかと考えることがあります。
初めまして。どうして今までこちらのブログを覘かなかったのかと、大後悔。興味深い絵と面白い感覚の文章に魅了されました。ロックダウンの中でも、こんな風に絵を描くあなたは、きっと一味違うロックダウンを通過されているのだろうと想像しました。これからも楽しみにしています。
返信削除とても素敵なコメント、ありがとうございます!楽しんで読んでいただけたのは本当に光栄です。これからも引き続きよろしくお願いいたします!
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