2週間に一度、オンラインデッサン会に参加しています。

もともと南ロンドンある素敵なカフェで行われていましたが、ロックダウン以降オンラインに移行し、いつも30人ほどの参加者の中から、主催者が6人モデルを選んで画面で焦点を当て、一人につき15分づつデッサンをします。

オンラインデッサンの良いところは、世界のどこからでも参加できる

参加者の九割がたはロンドン在住者で残りはイギリス各地、たまにどこで聞きつけたのか、ロシアやオランダ、マレーシアから朝4時に眠い目をこすりながら参加している人もいました。

ZOOMというオンライン会議ツールのアプリをダウンロードし、主催者からパスワードをもらえば誰でも参加できますが、最近のデッサン会でデッサン参加が目的のふりをして、

デッサン中は主催者が全参加者をミュートしますが、休憩時間でミュートが解除になった途端、自作のアートを合成で背景にした、なじみのない男性が自分のアートの展示イベントのことをまくしたて始め、「今屋外から参加してる（つまり絵は描いてない）」と言っていて

他の参加者の困惑した表情を画面で見ていたら、主催者がしびれを切らして「本当に申し訳ないんだけど、次のデッサン始まるから」と言って

実際にある場所に行って描くデッサン会で、変なアーティストが侵入してくることはまずあり得ませんが、オンラインのイベント開催を公表するときは要注意です。