パリ市立近代美術館でマティス展を観てきました。
パリ市立近代美術館はセーヌ川を隔てて
エッフェル塔のちょうど向かい方くらいにあります。
セーヌ川にかかる美しい橋、ポンヌフをスケッチ
今回のマティス展は、愛娘マルグリットの肖像画のみにしぼったものです。
マティスには三人子供がいましたが
(長女マルグリット、長男ジャン、次男ピエール)
マルグリットの肖像画はスケッチや
油絵, 彫刻など何百もの作品が残されています。
今回の展覧会では未公開のスケッチなどが含まれていました。
ルーブル美術館と違ってビジターは
ほぼみんなパリジャンでした。
一番気に入った作品。
他のロンドンの展覧会でもみた記憶がありますが
ポワレのチェックのコートが印象深い。
全部顔が違って見えるので
作品によっては
似てるか似てないかを気にせず描いていた模様。
これはちょっと奈良美智さん入ってるかなーという作品。
名前も入っててちょっと漫画っぽい?
後期にはニースでプロのモデルと二人で
ポーズを取った作品も多く残されています。
未公開の作品とは多分
こういった普通の人だったら捨ててしまうような
ペンで走り書きしたようなものを指しているのだと思います。
全然混んでなくて
ゆっくり鑑賞できました。
パリに到着した日が
夜9時まで開いている日だったのでラッキーだった。
パリ滞在最終日に訪れた
サンジェルマンの近くにあるレストラン、Baillotte。
茨木県出身のシェフ、網津聡さんが総料理長です。
前菜のトウモロコシの冷製スープ。
トウモロコシの香りが深く
器も芸術作品のようで美しい。
白身魚にかかったいくらとムール貝のソースが
美味しかったです。
夫のベジタリアンのメイン。
色どりがとてもきれい。
レストランの奥にオープンキッチンがあり
ガラス越しにチームが料理に励む姿が楽しめます。
地下の見えないところに厨房を置くレストランが多い中、
シアターのごとく忙しく動き回るシェフたちを観察できるのは
素晴らしいアイデアだと思いました!
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