マデイラ島ではユネスコ無形文化遺産の森林公園などでハイキングを楽しみました。
下部のタイルがポルトガルっぽい?
私たちは夫婦とも車の運転ができないので
ハイキングの目的地への交通手段は
ハイキングツアーに参加するか
あれば公共交通機関
それもだめなら
タクシーで目的地に連れて行ってもらうしかありません。
島の端から端まで車で一時間で行けるマデイラ島は
公共交通機関は地元民が利用する村間を走るバスに限られています。
首都のフンシャル発でハイキングツアーがいくつかありましたが
私たちが滞在していたポルトモニスは
遠すぎるので送迎はできないと断られました😢
ホテルの近くにあった観光案内所らしき立派な建物に入り
座っていたお兄さんに
「ここは観光案内所ですか?
ハイキングツアー探してるんですけど」
と話しかけると
「僕はここで働いてるけど副業でタクシーの運転手もやってるんだ。
ハイキングスポットに連れて行ってあげよう。
明日朝八時にホテルに迎えに行くから。」
と、とんとん拍子で話が進みました。
大丈夫かな?と心配しましたが翌朝迎えに来たタクシーは
正規のイエロータクシーだったので乗り込みました。
私たちをハイキングスポットに連れて行って
本職の就業時間に間に合うように戻りたいらしく
F1レーサー並みの運転技術で
いくつもの崖沿いの急なヘアピンカーブを
ぐるぐると猛スピードで飛ばしていき
バイキング朝食を済ませたばかりだった私と夫は
吐く寸前まで気持ち悪くなりました😰
ハイキングスポットに着くと
案内板を指さして
「平均所要時間は4時間だ。
ぐるっと回って4時間で戻ってこれるはずだ。
午後一時に迎えに来るから。」と言って走り去っていきました。
多分仕事の昼休みを利用して迎えに来るんでしょう。
残された私たちは
「道に迷ったらどうしよう。約束の時間に戻れなかったらどうしよう。」
と心配しながら半クロスカントリー状態でハイキングをしました。
なんとか約束の時間に戻ることができました。
景色は素晴らしかったし楽しかったんですけど
どっと疲れました💦
副業でもっと儲けたいらしいお兄さんは
こちらのLINEみたいなので繋がってたので
明日はここ、次の日はここへ連れて行ってあげると
どんどん予定をくんできました。
極度の車酔いでこりていた私は
「疲れたからもう結構です。」と一度断ったのですが
もう一か所どうしても行きたいハイキングスポットがあったので
「スピードを出しすぎない」というのを条件に
もう一か所連れて行ってもらいました。
このハイキングは出発地点と到着地点が違うコースだったので
「迎えに来てもらう場所はどうやったらわかるの?」ときくと
「今車で連れて行くから。ほら、あの駐車場」と駐車場を一瞬通り過ぎて
「これも4時間あれば大丈夫だから
あの駐車場に1時に迎えに来るから」と言って
出発地点で私たちをおろして走り去っていきました。
体力的に、私たちの年齢を考えると最低レベルかな
と思っていたのですが
登山慣れした一人でハイキングしてる若者などは
ペースがすごく速かったのですが
普段あまり歩いてなさそうな若者たちが上り坂で息を切らして
止まっているのを追い越せたので
中間レベルだということがわかり喜ばしく思えました。
それでも所要時間4時間(13.5キロ)というのは
ハイキング慣れした人を対象にしているようで
このハイキングも速足で歩くことになりました😅
でも眺めは最高で、楽しいハイキングでした♬
後で確かめると正規の観光案内所が別の場所にあったので
「あの建物は何?何の仕事してるの?」と問い詰めても
「イベントとか…」とあいまいな返事しか返ってきませんでした😔
マデイラ島でもう一つとても美味しかったのが
魚のスープです。
ベルギーで出汁のみで
実が全然入ってない魚のスープを食したことがあります💦
見てくれは地味なんですが
トマトベースで魚の出汁がきいていて
魚の細かい切り身と御飯が少し入っててとても美味しい。
空港の到着ロビーのすぐ外にある
サッカー選手クリスティアーノ・ロナウドの銅像。
これがオリジナルの銅像なんですが
「似てなさすぎ」
「面白すぎ」
と設置当初ネット炎上しました。
これを観るのをとても楽しみにしていたのですが
もっとまともな銅像に挿げ替えられていました。
(これもあんまり似てないけど)
つまらなーい😑
ロナウドが指示したのかな?
元の面白い銅像に戻してほしいという
嘆願書もあったようです。
大勢の観光客が通り過ぎてたのに
誰も銅像に目を留めていなかったことを考えると
面白銅像に戻した方が話題性があると思うのですが…😂
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