劇的な結果を迎えたイギリス総選挙。
保守党(日本で言うなら自民党のような大体いつも与党)が
第二野党の英国自民党(ややこしいですが、英国自民党は文字通りリベラルです)
の議席数とそんなに違わなくなるという結果予想に
「それはありえないだろう。」と信じてなかったのですが
労働党の圧倒的勝利。
大半の閣僚や将来の党首候補、
元首相などが落選する結果となりました。
もっと驚いたのが
第二野党、英国自民党 党首の選挙活動が
いつみてもバンジージャンプやら
ジェットコースターに乗ったり
カヤックを漕いだり
アクションマンになり切っていて
(ある英国ジャーナリストは「風雲!たけし城状態」と評価していた)
何を訴えたいのかよくわからなかったにもかかわらず
党の近代史上最大の議席数を確保したことです。
国民が変化を求めている、ということでしょうか?
ギリギリで当選した数少ない保守党生き残り組
ジェレミー ハント元財務相(日本語堪能)は
「暴力や威嚇による争いごとを起こさず
国民投票で政権を選ぶ権利がある
民主主義の国に住む我々は幸運だ」
としみじみ語っていました。
狙い撃ち命中!
アーティストが活動しているスタジオを見学してきました。
お金もかかるし、そんなに大きな絵を描いてるわけでもないので
自分自身が借りることはまずないと思いますが
大きな作品や場所が汚れる制作をする人たちはもちろんのこと
真剣にアート一本で身を建てようという人たちには
アーティスト同士で助け合ったり
営業もかねてスタジオを開放して一般の方に観に来てもらったり
賃貸料も払うので稼がなくてはいけないという
背水の陣の姿勢で挑むのによいのではないでしょうか。
多くいたアーティストの中で
特に気になった人たちをご紹介。
刺しゅうのモチーフを
自分で金属工房でつくった
真鍮製の額縁に入れたアートを
制作していた中国系の女性
ごく小さな刺しゅうアートを
ごつめの金属の額縁で囲っているのが
センスが良い。
上の写真の人はフィンランド人で
プロジェクトとして
サウナをめぐるアーティスト活動をしているそうです。
例えば
一緒に入ってる人の許可を得て
サウナに入っている人のスケッチをしたり
(ペン画の線に滴り落ちる汗のにじみも
アートの一部だそうです)
サウナの中で
歌を歌ったり人を笑わせて
更に幸福感を高めようとするそうです
(なんかのぼせて倒れそう…)
フィンランド大使館から
「サウナ検定」の資格も授与されており
(賞状が壁に飾ってありました)
ちなみに
在ロンドン フィンランド大使館の地下には
本格派北欧式サウナが設置されているそうで
各国の外交官が「裸の付き合い外交」を楽しまれるとか。
ほんとかなー?
幼い息子さんもスタジオにいたのですが
これで家族が食べていけるのか?
とシビアなことを考えてしまいました。
0 件のコメント:
コメントを投稿