ロンドンのハックニー地区でアートフェアに参加しました。
ハックニー地区はジャーナリストやフォトグラファー、
ファッションデザイナー、俳優などが住んでいる
ロンドンにありがちな「
昔はガラが悪く治安も最悪だったが今はトレンディなヒップスターのメッカ」
エリアで、お洒落なカフェやレストランが立ち並んでいます。
ハックニーの住宅価格が高騰した後
このエリアで家を買えなくなった業界の方々が
隣地区の私が住む町に流れてきて同じような現象が起きています。
クリエイターのキャリアを目指すならハックニーに住みたい!という若者が多く
日本と同様高齢化が進む英国で最も住民の平均年齢が低い地域だそうです。
なのでアートフェアで店を構えたはいいが
参加者のほとんどが20代そこそこ
また「このおばちゃんなぜここにいる?」状態になってしまいました😂😂
会場も元倉庫のフォトグラファーのスタジオで
白ペンキのレンガの壁に鉄のらせん階段
観葉植物とこれまたありがちなトレンディなインテリア。
ただ初回のアートフェアにもかかわらず
ビジターから入場料を取っていたので
ほとんど人も入らず
参加者の友人や家族しか来なかったぞー😅
私などは若者のアーティストとネットワークできて
楽しいくらいに考えていましたが
真剣に売りたいと思っている参加者は
主催者に入場料廃止にしろと掛け合っていましたが
主催者は「入場料はウクライナの救済基金に寄付するから絶対廃止しない」
と譲らなかったようです。
地方からハックニーに移り住んできて
アーティストで身を立てたいという若者と何人も話をしました。
職場の劇場で働いている俳優さんを目指している若者もそうだけど
やっていることややりたいことを熱く語って
ナイーブかもしれないけど
まだ人生に疲れた苦々しさや皮肉がかっていない
希望に燃える若者を見ると
ほとんどの人がいつの日か現実という壁にぶちあたるのだろうけど
「全力で頑張るのよー」とエールを送りたくなります!
若いクリエイターからエネルギーを頂いたような一日でした!
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