ロンドン郊外の普段は足を運ばないようなエリアを散策するツアーに参加しました。
特に観光名所を散策するわけではないので
一握りの人しか来ないんじゃないかと思いましたが
待ち合わせ場所の駅前に着いてみると
40人近くの人が集合していたので驚きました!
まだ暖かいうちにもっと表でスケッチしたい。
これは近所の公園。
海外からの観光客が参加するのかなと思っていましたが
よく考えたら海外観光客は観光名所を巡るツアーに参加しますよね。
なので平日の昼間なのもあって
参加者はリタイアあるいはセミリタイア年齢の
私のようなロンドン在住の長い外国人か
ロンドン郊外から出向いたイギリス人がほとんど。
ロンドン生まれロンドン育ちの人も何人も参加していました。
南ロンドン在住の女性は
「こういう機会でもないと北ロンドンを散策することがなかなかないから」。
確かに。
私も西ロンドンや南ロンドンを
うろうろすることはめったにありません。
東京とか大阪でもこういったツアーはあるのでしょうか?
話すと自分の家の近所に住んでいる人も何人かいました。
北ロンドン、大きなユダヤ人街がある
スタンフォード ヒル近くに流れる
清涼な運河はハートフォード州から流れていて
ロンドン住民の飲料水となっているそう。
ツアーを先導された方は
本業はエルトンジョンの物まねで
ウィットにとんだ面白い人でした。
ロンドン郊外であれば
グーグルマップで場所をチェックして
友人か夫と行こうと思えば行けますが
こういう面白い人に先導されて
大勢の人と話をしながら散策するのは
とても楽しかったです。
アブニー公園内にある有名な墓地を散策した後
トレンディなStoke Newingtonへ。
一角にあった有名なストリートアーティスト
Banksyのアートは
描かれた当初、価値を知らないビルの持ち主が
怒って市役所に報告して消そうとしたところを止められたそう。
付近にあるその市役所は
第二次大戦中、ドイツ軍の空襲を免れるため
「もう爆撃された」ような外装が施されていたそうです。
建物バージョンの「死んだふり」?
黙々と歩く人もいれば
おしゃべりな人もいる。
好きなように過ごせる自由な感じがよかったです。
ツアーの終わりには
皆で駅前のパブで一杯+おしゃべり。
ロンドンのあらゆるエリアのツアーを網羅している人たちから
あの人のツアーは楽しかったとか
この人のツアーは黙って急いで歩くだけでいまいちだったとか
いろんな話を聞くことができました。
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