常夏カラーが弾けるテキスタイル展覧会

英国で気温が２５度を超えるのは年間で両手で数えられる程度です。

今週は珍しく常夏気温で

たまにしかこういうことはないので

いつもマスコミが

「ハワイより暑い！」「ジャマイカより暑い！」

と嬉しそうに書き立てます。

Tシャツ、短パン、裸足でブログを書くのに

理想的なトピック

ホットな色、がテーマの今回のブログ
故ジャンニ　ヴェルサーチがデザインしていた頃の
極彩色が弾ける
スーパーモデル＋超グラマラスなドレスが大好きです
（見るのがです。着ません😜）

年に数回しか着ない
山吹色のワンピース

先日ウィリアムモリス博物館でみた
１９６０年代に活躍した
カリブ海諸島トリニダード・トバゴ出身のテキスタイルデザイナー
アルシア　マクニッシュの回顧展
「Colour is Mine」　ー　色は私のもの（リバティ協賛）

　

カナリーイエロー、ショッキングピンク、ターコイズブルーなど

鮮やかな色のハーモニー。

１９５０年にトリニダードから英国へ移民。

１９５７年にロイヤルアカデミー　オブ　アートを卒業後

６０年代以降に建てられたモダニズム建築の需要に合った

カラフルで動きのあるデザインが人気となり

数少ない黒人女性の

テキスタイルデザイナーとして名声を極めました。

当時革新的だったテクノロジーを駆使して

カラフルなテキスタイルを大量生産。

彼女のインスピレーションであった

日本を含む多国籍のフォークアート

（スタジオに鯉のぼりや凧が飾られていた写真があります）

建築物やテクノロジー、英国のカントリーサイドに咲く花々を

カリブのトロピカルな解釈でデザインに仕上げたそうです。

彼女がデザインしたテキスタイルは

現在でもリバティで販売されています。