2021年6月4日金曜日

勝手の違う英国カントリーパブ

英国は冬から一気に初夏に突入しました。


自宅の近所の森から歩いて、長距離コースでロンドンを抜けてエセックス州までハイキング。エセックス州まで足を延ばすと、なだらかな丘のカントリー風景が望め、車の音も聞こえなくなります。

ただここまで歩くとバスで帰宅しないといけないので、ロックダウンが緩和されるまでは遠出を控えていました。

2年ぶりに農場に囲まれたのどかなリペッツ ヒルにあるお気に入りのパブ、The Owl を訪ねました。



英国カントリーパブ

天気の良い夏場は野外のバーベキューメニューも楽しめます。


英国カントリーパブ
コロナ前は屋内のバーで飲み物を注文し、自分で持ち出す仕組みでした。バー付近でたむろして飲む人もいたし、混んでいるときはバーに行列ができていました。

それを避けるために現在バーに近づくことが禁じられており、座るとウェートレスが注文を取りに来るレストラン形式に変更されました。

人によってはバーにたむろして飲みながらバーメイド(バーで注文を取って飲み物を出す女性)と話をするのを楽しみにしている人もいるので、残念に思っていらっしゃるのではないでしょうか。

この仕組みの変更によりコロナ前よりウェートレスの人数が激増しているのが見受けられました。飲み物の値段は変わっていないので、経営者はやっていけるのかと心配になりました。


英国カントリーパブ

唯一変わらないのは、ビアガーデンから望める広々とした緑の光景。


こんなのんびりした光景でもコロナ前のようなケアフリーな雰囲気はありません。完全に元に戻るには何年もかかるのかもしれません。







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