コロナ以降、ミーティングやお稽古事、お茶会などZoomで催される機会がほとんどです。
かつてはなかったテクノロジーで、大勢の人の顔をみながらオンラインで話をできるのは便利ですが
同じ顔ぶれで同じ時間、同じ内容の話をしても、実際に会って話をするよりもどっと疲れるのは私だけかと思っていました。
しかしこれには理由があるようです。
スタンフォード大学の研究によると、
- 画面上に自分の顔がずっと写っていて、画面の中の鏡を見ているような状態が不自然である。
- 画面上の人の顔を常に見つめて、人に自分の顔を見せ続けるには、定位置から動くことができないので、長時間同じ姿勢を保つことになる。
- 生身の対談だと、一瞬話している人の周りをみても不自然ではないが、Zoomで目をそらすと集中していないように見えるので、話をしている人の顔をずっと見続けなくてはいけない。
- 生身の対談だと全身が見えてジェスチャー、しぐさなどから言いたいことをくみ取ってコミュニケーションを図ることができるが、画面上の顔だけだと相手が考えていることを理解するのに倍の努力が必要。
などの理由が挙げられます。
これを軽減するには、
- 自分の顔が映っているウィンドウを閉じて話をする
- 自分の顔を出さないで話をする。でもこれは大勢で話していて自分だけ写ってないと結構ひんしゅく?
などの提案がありますが、
かつて読んだロシア小説の登場人物をイラストに。中央の男性が黒魔術を操る教授を装った「悪魔」で、右の男性と黒猫がその手下。3人を追うのは、雇い主の文学雑誌の編集長がこの三人に殺されたのを目撃した詩人。
もう電話でいいわ!
と言いたくなるときがあります。
会社の電話でややこしいダイアルをした後、違う場所から複数の人間で「会合コール」をした覚えがありますが、
これはこれで、話す人がかち合ったりしてぎこちなかった記憶があります。
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