英国で暗いニュースが続く中、クリスマスイブに英、EUがEU離脱協定案に合意しました。
内容はともあれ、とりあえず「合意なき離脱」は防げたので、ほっとしました。
協定の交渉チームが英タイムス紙に裏話を明かしていましたが、最後の方はボリス ジョンソン首相とEUのフォン デア ライエン委員長との間で浪速の商人顔負けの駆け引きが行われたようです。
私が想像した会話
ボリス
「わしらの領域で漁業権半年伸ばしたるから車関税かけんといてや。」
EU委員長
「話にならんわ。最低3年延長、サバは100トンや。それで車500万台無関税にしたるわ。」
英国は北部で大きな雇用を生み出している日産やトヨタに撤退させないのが大前提だったので、脱退以前と同様欧州に輸出する車に関税がかからないというのは絶対条件でした。
でも欧州、特に隣国のフランスとは切っても切れない深いつながりが。フランスが英国のEU脱退を面白くないと思っているのは理解できます。
簡単な例ですが、茄子のことをeggplantと呼ばずaubergineと呼んでいたり、ズッキーニをcourgette と呼ぶなど、フランスの呼び名の方が生活に浸透しています。
クリスマス中に鳥のローストを料理しましたが、私しかお肉を食べないので、巨大な七面鳥のローストなど論外。(味もあまり好きではない)
雛鳥のローストと、ヤギ乳のカマンベールチーズ、ロックフォールチーズ、もう一種類フランスのチーズでフランス尽くし。ニンジンのサラダ、蒸したケールを添えて。
雛鳥のローストとローストポテト
こちらでごく小さな雛鳥はPoussinと呼ばれますが、これもフランス語です!
これだと、一人分でもちょうどいいのです。
ただローストって、お鍋といっしょでみんなで分け合って食べるから楽しいのであって、一人鍋と同じくらい「これ料理する意味あるかな?」と思いましたが
とりあえず美味しかったです。
合わせたワインもフランスボルドー産。奮発した2013年のビンテージ Château Hourtin-Ducasse
ボルドー産の大量生産のワインでとんでもないものがたくさんありますが、
名前の通った、レストランに卸している業者が選んでいるようなシャトーのワインは夢のような味と香りです。
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