イギリスで最も規模の大きい美術館団体、テートグループが社員の大量解雇を発表後、
テートモダンの前で先日社員のデモが行われました。テートモダン、テートブリテン、テートセントアイビスなどがテートグループの傘下で、大量解雇の対象になるのは、ミュージアムショップ、館内のカフェ、レストランの従業員が属するテートグループの商業部門、テートエンタープライズの社員です。
テートは商業部門を自己運営して収入を得ることによって、商業部門を外注委託しているナショナルギャラリーや大英博物館と比べ、政府の補助金に頼る割合が少なくてすんでいたのですが、
収入激減で真っ先に切られるのは、学芸員でも管理職でもなく、実際に美術館の収入に貢献していた人たちだというので、怒りの声が上がっています。
深刻な財政難に陥っているのはもちろんテートグループだけではありません。ロイヤルアカデミーは、社員の給与捻出のために
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