2026年2月7日土曜日

革新的な点描画展

ロンドン、ナショナルギャラリーで開催中の「革新的なハーモニー」展を観てきました。


ゴッホの才能をいち早く見抜いたと言われている
夫の資産を背景に莫大なコレクションを築いた

20世紀の女性美術収集家、ヘレーネ クレラー ミュラーの
新印象画コレクションを堪能しました。


スコット園 アクリル画

久しぶりにアクリル画に挑戦したんですが
ちょっとねーーー
(ヘレーネさんのコレクションではありません😂)


新印象派といえば点描画。


新印象派

実物を間近でみると
極小の点々で描かれていますが
写真に収めるとほんわりしたパステル色にみえますよね。

私だったら5つくらい点描いて
挫折しますね。


新印象派 点描画

色の異なる小さい点をたくさん描くことによって
全てがブレンドされるという理論は

後にテレビ画像や印刷のピクセルに
発展したのではと思わずにいられません。


ナショナルギャラリー 展覧会

カンカンダンサーを描いたスーラの名画
イギリス初上陸を観れて嬉しかった♬


以外に知られていない事実。

新印象派の画家の多くが
アナクロ共産主義と呼ばれる

労働者の苦悩を描く
プロレタリアートに傾倒していました。


新印象派 点描画

鉄工所で働く労働者を描いた作品。
溶けた鉄の光が
労働者に反射している表現が素晴らしかった。

溶けた鉄と接触したら
ひとたまりもない危険な仕事。



新印象派 点描画

これはプロレタリアート賞賛をひねった題材。
画家自身の比較的裕福な家庭を
批判的に描いたもの。

お手伝いさんがいるような裕福な環境にもかかわらず
家族各々が自分の世界に浸っていて
親密さを感じさせない雰囲気を描いている。


点描画家たちの結束力は強く
一人でも普通の画法で描き始めると
他のメンバーから辛辣な批判を受けたそうです。

我慢大会じゃないんだから…😂

「こんな時間かかることやってられるかー!」
「お前点で描いてないだろーーー!!!」

ということで最終的には消滅してしまった
新印象派の点描画家たち。

現在ならAIのプロンプトで
一瞬で点描画描けてしまうんでしょうね。

えらい世の中となりにけり。
















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