ロンドン危険度レベル引き上げで美術館は今年3度目の長期閉館となりました。
大戦中ですら開館し続けたそうなので前代未聞だそうです。
今回は政府の発表から閉館までの猶予が1日だけでしたが、その1日の間にナショナルギャラリーを訪れました。
ギャラリー中央ホールをスケッチ
ギャラリー中央ホール
以前のロックダウンの時のブログにも書いたのですが、
ショッピングや外食、コンサート、演劇など様々な娯楽の中で、1日しか猶予がないとなると自分にとって一番大切なものに絞ることになります。
それが私の場合はいつも絵画鑑賞でした。
お気に入りの初期ルネッサンス絵画、貴婦人の肖像画
各々の娯楽活動に対するリスクアセスメントに関しては、思い入れで自分の都合のいいようなリスク管理の解釈で「行っても大丈夫」と理由づけているかもしれませんが…
私がナショナルギャラリーを訪れる前のリスクアセスメントは
- 入場無料でもオンラインの事前予約は必須なのでビジターの人数制限がちゃんとされているはず。
- 絵画鑑賞に来るような人は常識のある人が多いので、マスク着用や人との間に距離を置く、決められた鑑賞ルートを歩くなどのルールを守るはず。
- 初期ルネッサンス絵画を展示している別館はいつも比較的すいているので、別館で絵画鑑賞をして、広々として人通りのあまりない中央ホールでスケッチをする、などとあらかじめ予定を立てる。
- ゴッホや印象派を展示してる部屋はいつも混んでいるので避ける。
ナショナルギャラリー外観。「ウェルカム バック」と書かれた垂れ幕に胸が痛みました。
リスクアセスメントの結果、安心して絵画鑑賞を楽しむことができました。一日も早く再開してくれることを祈るのみです。
なので外出は美術館のみにとどめ、早々に帰宅しました。
トラファルガー広場で見かけた現代アートのインストレーション
私のこのアートの解釈は、ソフトクリームがロンドンで、蝿がコロナウィルス。どんなに美味しそうなソフトクリーム(美しい街並みのロンドン)も、蝿が一匹たかるだけで全部台無し。
ちょっと悲観的過ぎる解釈かしら?
手前に映っているおじさんをみて、「バイデンさん、こんなところで携帯見て何してる?」と一瞬思った私。
0 件のコメント:
コメントを投稿