2020年9月14日月曜日

ニース風サラダで南仏に思いを馳せる

このまま秋まっしぐらかと思いきや、数日の夏日が続いています。


買い物帰りに、男の人二人が立ち話をしているのが耳に入ったのですが、一人が「先日フランスから帰ってきて、今自己隔離中」と言っているのが聞こえて、思わず会話に割って入って

「自己隔離してないじゃん」


と突っ込みたくなる衝動を抑え家路に向かいましたが、自己隔離ルールをちゃんと守っている人がいる一方、こういう人が結構いっぱいいるんじゃないか、と思うとちょっと恐ろしくなりました。

気を取り直して、残り少ない暖かな日を楽しむために、夕食はニース風サラダを作りました。

ニース風サラダ


人によってニース風サラダの材料の解釈は違うようですが、私はいつもゆで卵、アンチョビー、ツナ、トマト、パプリカ、サラダ菜、インゲンを使ってボリュームいっぱい。


付け合わせはフランスのテーマが続き、大好きなカマルグ地方でとれる赤いお米を炊いたものにチャイブとフェタチーズ、オリーブオイルを混ぜたもの。

ロゼワインはもちろん、うすーいサーモンピンクで辛口のプロバンス産。


結婚当初は夫が飛行機に乗れなかったのもあって、夏の休暇はよくユーロスターからTGVに乗り換えて南仏に行っていました。

今でも鮮明に覚えているのが、プロバンスのある村で家を借りていたのですが、村のスーパーのワイン売り場の大半がロゼワインで占められていたこと。イギリスでも、当時は売っているロゼワインなど限られたもので、(それでもマテウスロゼ以外のロゼはありましたが)あれほど多種類のロゼが一か所で売られているのを見たことがなかったので驚きました。

歩いて行ける所にワイナリーがあって、どうもロゼの名産地だったようです。

2 件のコメント:

  1. このカマルグ地方でとれる赤いお米のサラダ風のやつ美味しいですよね。私も真似て時々作ります。 

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  2. 香ばしくていい風味ですよね、カマルグライス。

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